VPNルーター ヤマハ RTX RTX1220 [ギガアクセスVPNルーター]

<スペック>
●対応回線およびサービス網※1:FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV、ATM回線、IP-VPN網、広域イーサネット網、携帯電話網※2、フレッツ・サービス、IPv6 PPPoE/IPoE(フレッツ光ネクスト回線)、データコネクト(フレッツ光ネクスト回線)
【インターフェース】
●LANポート:10ポート(LAN1/LAN2/LAN3)
※10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、ストレート/クロス自動判別、LAN1は8ポートスイッチングハブ
●内蔵スイッチングハブ機能:ポート分離、LAN分割(ポートベースVLAN)、ポートミラーリング、リンクアグリゲーション
●microSDスロット:1スロット(microSD/microSDHC対応、microSDXCは未対応)
●USBポート※3:1ポート(USB2.0 Type-A、給電電流 最大500mA、USBメモリー/USBデータ通信端末に対応)
●コンソールポート(設定用):1ポート(RJ-45、9,600bit/s [初期値])
●Flash ROM:32MB
●RAM:256MB
●状態表示ランプ:前面26 (POWER、ALARM、STATUS、LAN [LINK×10、SPEED×10]、microSD、USB、DOWNLOAD)
※ISDN [L1/B1、B2]は非搭載
●動作環境条件:周囲温度0〜45℃、周囲湿度15〜80%(結露しないこと)
●電源:AC100〜240V(50/60Hz)、電源内蔵、電源インレット(3極コネクター、C14タイプ)、電源スイッチ
●最大消費電力(皮相電力)、最大消費電流、発熱量:最大14.5W(28VA)、0.28A、52.2kJ/h
●省エネ機能:EEE(Energy Efficient Ethernet)、未使用LANポートのシャットダウン、microSDスロット/USBポート停止
●筐体内温度測定:温度計内蔵(コマンドで確認、SNMPによる取得、閾値設定によるSNMPトラップ、ALARM LEDによる警告)
●筐体:金属筐体、ファンレス、セキュリティースロット(ケンジントンロック用)
●電波障害規格、環境負荷物質管理:VCCIクラスA、RoHS対応
●外形寸法:220(W)×42(H)×239(D) mm(ケーブル、端子類は含まず)
●質量:1.5kg(付属品は含まず)
●付属品:電源コード、電源コード抜け防止金具、冊子(はじめにお読みください)、ゴム足、最大1年間無償のYNOライセンス
●スループット:最大2Gbit/s
●IPsecスループット:最大1.5Gbit/s
●経路エントリー数:10,000
【VPN対地数】
●最大設定可能数※4:100
●IPsec:100
●L2TP/IPsec:100
●L2TPv3:9
●PPTP:4
●NATセッション数:65,534
※1 ADSL、CATV、FTTH等の回線との接続には、別途ADSLモデム、ケーブルモデムまたはメディアコンバーターが必要です。ATM回線との接続には、ATM-TAが別途必要です。また、複数のパソコンでの使用を認めていないプロバイダーもあるため、契約内容を確認ください。
※2 USBポートにUSBデータ通信端末を接続する必要があります。
※3 全てのUSBメモリーの動作を保証するものではありません。また、USBハブは利用できません。
※4 複数のVPN機能を併用する場合に、合計で設定することができる数です。


1.中小規模ネットワークに最適なVPNルーター

『RTX1220』は、LAN間接続VPNに加えてリモートアクセスVPNにも対応しているため、複数の拠点間通信を行いつつ、テレワーク等によるリモートアクセスも実現します。今後、テレワークへの移行がさらに進みリモートアクセスVPNの需要が増加した場合でも、合計100対地までのVPN接続を安定して収容することができるため、中小規模ネットワークの構築に最適です。また、従来モデル「RTX1210」の洗練されたGUIを継承しており、複雑なネットワーク構成を直感的に把握し、容易に構築することが可能です。

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2.YNOによる遠隔管理

『RTX1220』は、クラウド型管理サービス「YNO」に対応し、自宅や出張先などオフィス以外のテレワーク環境からでも簡単に機器の監視・管理をすることができます。また、インターネット回線に機器を接続して電源を入れるだけで設定が完了する「ゼロコンフィグ」により、ネットワークへの本機の追加や交換も簡単に行えます。さらに、最大1年間無償で使える「YNO」のライセンスが付属されており、追加の費用なしで「YNO」を利用可能です。
※ 追加でYNOライセンスを購入すると、2年目以降も「YNO」を継続して利用できます。また、初年度より複数年度のライセンス購入も可能です。「YNO」で管理するルーター1台につき、1ライセンスが必要です。

3.従来モデルからの互換性確保

『RTX1220』は、従来モデル「RTX1210」とソフトウェアの大半を共通化しており、ISDN関連機能を外した点を除き、機能の互換性を確保しています。そのため、「RTX1210」で培った設定のノウハウを活かしたネットワークを構築できます。また、ハードウェアについても、筐体サイズやLAN/WANのポート数、最大消費電力に変更はなく、「RTX1210」の代替機としても十分に機能します。