●外部インタフェース:USB 2.0 Full Speed、Bluetooth、NFC(近距離無線通信) 、EXT IN/OUT(ステレオミニ)
●最大消費電力:2.5W
●電源:USB バスパワー駆動 5V/500mA、AC 電源駆動 AC100V(50/60Hz) ※AC アダプターは別売りです。
●電波障害規格:VCCIクラスA
●動作環境条件:温度 0〜40℃、 湿度 20〜85%(結露しないこと)
●寸法:235(W) × 46(H) × 226(D) mm
●質量:0.8kg
●対応OS:Windows 10(32bit/64bit) 、Windows 8.1(32bit/64bit) 、Windows 7(32bit/64bit)、macOS 10.14、macOS 10.13、macOS 10.12、USB 2.0以降
●Bluetooth:Bluetooth バージョン Ver.2.1+EDR, 対応プロファイル HFP(1.6)、A2DP, 対応コーデック CVSD、mSBC、SBC, 無線出力 Class2, 最大通信距離 10m(障害物がないこと)
●NFC 対応機種:NFC対応Android 機器
●付属品:USBケーブル(3m)、取扱説明書(保証書含む)
●その他:ファームウェアアップデート(PCよりUSBで転送)
●マイク:単一指向性×3
●収音範囲:スタンダードモード 推奨1.5m以内/最大3m(360°)、SoundCapモード 1m以内
●スピーカー:フルレンジ×1
●音量:瞬間最大91dB(0.5m)
●周波数帯域:190Hz 〜 20,000Hz
オフィス中がいつでもどこでも快適な遠隔コミュニケーションの場に変わります
オープンスペースでも快適な遠隔コミュニケーションを実現する“SoundCap”モードを搭載。周囲に壁が無いオープンスペースでも、周りの雑音を気にせず打ち合せが可能。会議室が埋まっていても、オフィスの空いている場所でいつでもどこでも遠隔コミュニケーション!
雑音の多い環境下でも快適な遠隔コミュニケーションを実現する“SoundCap”テクノロジー
ヤマハの新しい音声信号処理技術を搭載した”SoundCapモード” を利用すれば、周囲に雑音の多いオープンスペースでも快適な会話が可能になります。SoundCapは、オープンスペースでスピーカーフォンを使用する際の課題を解決する、3つの機能によって成り立ちます。
収音範囲制限機能
【課題】
オープンスペースには、周囲の話し声や電話の呼び出し音、コピー機のノイズなど、会議を妨げる雑音が数多く存在します。従来、オープンスペースで遠隔会議を行う場合、会議参加者の声は雑音と混ざって相手側に聞こえるため、相手側は声を明瞭に聞き取ることが困難でした。
【ソリューション】
収音範囲制限機能は、本体の近くの会議参加者の声を収音する一方、会議に不要な周囲の雑音を抑制する機能です。複数のマイクを用いて、音の発生源と本体の距離を高い精度で推定し、遠くからの音だけを抑制します。収音範囲制限機能により周囲の雑音を抑制することで、会議参加者の声を明瞭に届けることが可能です。
※SoundCapモードを使用すると、YVC-330から1m以上離れた音を大きく減衰して収音するため、周囲の雑音を抑制して相手側に発話者の声を明瞭に届けることができます。
マイク自動ミュート
【課題】
従来、オープンスペースの会議参加者が発言していないときでも、周囲に存在するさまざまな雑音をマイクが拾って相手側に届けてしまうため、相手側は会議に集中することが困難でした。それゆえ、オープンスペースからの会議参加者は雑音を抑えようと、発言の度にマイクのミュートと解除を繰り返す、といった煩わしい操作を求められることがありました。
【ソリューション】
マイク自動ミュートは、オープンスペースの会議参加者の発言状態を認識し、自動でマイクミュート・ミ ュート解除を行う機能です。収音した音声信号から人間の声を瞬時に高精度に判定するHuman Voice Activity Detection(HVAD)と連携し、判定結果に応じてマイクミュートの操作を行います。これにより、オープンスペースからの会議参加者が都度マイクミュートの操作をしなくても、相手側は雑音に邪魔されることなく会議に集中することができます。
スピーカー音量自動調整
【課題】
従来、オープンスペースでスピーカーフォンを使用する際、周囲への配慮でボリュームを抑えて使用していると、周囲の雑音が大きくなった場合に相手側の声を聞き逃すことがありました。また、周囲の雑音が小さくなった場合、スピーカーフォンのボリュームが大きいままだと周囲に迷惑をかけたり、会議の内容が周囲に聞かれてしまうリスクもありました。
【ソリューション】
スピーカー音量自動調整は、周囲の雑音の大きさに合わせて、スピーカー音量を常に適切なボリュームに調整します。これは、収音した音声信号から人間の声を瞬時に高精度に判定するHVADにより実現する機能です。スピーカー音量自動調整により、オープンスペースで相手側の声を聞き逃すことはなくなり、また、周囲に迷惑をかけたり会話の内容を聞かれてしまうこともありません。
会議室でも!卓越した音質、豊かな音量で6名程度の中規模会議に最適
会議室など周囲に雑音が少ない環境では、スタンダードモードが6名程度の中規模会議に最適。3個の”高性能”マイクによる話者追尾機能で高音質な収音を、USBバスパワーでクラス最大の豊かな音量 (瞬間最大91dB)が明瞭な会話体験を実現。遠隔コミュニケーションの”会話”に向き合い続けたヤマハの音声処理技術がさらに進化し、「音が悪い」「聞こえづらく疲れる」といった音の問題を解決。どこか使い辛さを感じていた遠隔コミュニケーションを快適にします。
多様な拡張性・接続性を備え、遠隔コミュニケーションの活用方法はユーザーの思いのままに
参加人数が多いときは、オプションの連結ケーブルで2 台の本製品を連結接続することで収音範囲と再生範囲を拡張し、1台ではカバーしきれない多人数や広いスペースでの使用に対応できます。
「普段は少人数で使うけど、月に一度は大人数で打合せ」など、オフィス内の様々なミーティングスタイルで活躍します。
*連結機能はスタンダードモード(SoundCapモードOFF)でのみ使用が可能です。
*YVC-300との連結も可能です。
*連結接続時、ミュートの誤操作による接続先への会話漏洩を防ぐため、接続されているすべてのマイクが連動してミュートします。
専用ドライバー不要でUSBをパソコンなどとつなげば“Plug-and-Play”ですぐに使えます。USBだけなくNFC対応Bluetooth接続、Audio IN/OUTなど多様なインターフェースを備え、スマートフォンやタブレット、ビデオ会議システムとあらゆる会議システムとフレキシブルに接続ができ、「USB+Bluetooth+Audio IN/OUT」の同時使用も可能( オーディオミキサー機能)。USBパワー駆動で持ち運べるデザインのため、「空いている会議室に持ち込み、スマートフォンとつないで即席の電話会議」など、ユーザーの多様な使い方にフレキシブルに対応します。
*Bluetooth接続を利用する場合はBluetooth対応のスマートフォンまたはタブレット端末をご用意ください。