屋内用無線LANアクセスポイントでは対応できない屋外環境に最適な無線LANアクセスポイント。温度変化の大きい牛舎や工場、雨風や砂埃の当たる学校や工事現場の軒下、腐食性ガスの漂う温泉地やリゾートホテルなど、多種多様な屋外環境での無線LAN通信を可能にします。
【屋外対応無線LANの導入事例】農事組合法人 佐々木牧場 様牧場の広大な敷地を無線LANでつなぐ屋外の過酷な環境にも対応したネットワーク環境を構築。
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※類似設計製品であるWAPS-300WDPでの導入事例
空調が効かず高温・低温になりやすい場所への設置に最適。動作保証温度-25〜55℃で、1年を通して温度変化の大きい工場や牛舎など、過酷な環境での無線LAN通信を実現します。
防護等級IP55(防塵等級5、防水等級5)に対応した高い防塵性能と防水性能を実現。塵や埃、雨風の当たる学校や工事現場の軒下への設置に最適です。
硫化水素や塩水による腐食が原因で起こる基板の故障をフッ素コーティングで防止。硫化水素試験JIS C 60068-2-43 (※1)と、塩水噴霧試験JIS Z 2371(※2)を実施しました。温泉地やホテルのプールサイドでの無線LAN通信を実現します。
※1JIS C 60068-2-43に規定された試験条件下で21日間試験を実施し、DUTが正常に 動作することを確認。<試験条件>硫化水素:10~15ppm温度:25±2℃湿度:75%※2JIS Z 2371で規定される中性塩水噴霧試験を48時間実施し、外観上で著しい腐食が見られないことを確認。<試験条件>中性塩水:5%温度:35℃
「DFS(Dynamic Frequency Selection)」による無線LAN停止を回避するため、レーダー波監視専用アンテナを搭載。干渉しないチャンネルを常に監視し把握することで、レーダー波を検知した際に、瞬時に干渉しないチャンネルへと自動的にチャンネル切り替えを行います。
※チャンネルが切り替わった際のアプリケーションの動作はその仕様に依存します。
■DFSとはDFSとは、「Dynamic Frequency Selection(動的周波数選択)」の略。5GHz周波数帯のW53, W56で気象・航空レーダーなどの干渉があった場合、アクセスポイント側が干渉のないチャンネルに退避する仕組み。法律で義務付けられ、アクセスポイントに必ず搭載されている。干渉した場合、移動予定のチャンネルがレーダー波と干渉しないかを無線LANを止めて60秒間監視する必要がある。
無線LANは、建物間通信としてご利用いただくことが可能です。従来は屋内に設置していた無線LANアクセスポイントを軒下に設置することで、建物毎に必要であった専用線の月額費用や、敷設工事費用を削減でき、本社ビルと敷地内の工場、校舎と体育館、牛舎と事務所など、様々なシーンでの無線通信を低コストで実現します。
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