繰口釜 近江八景地紋「三井晩鐘」「唐崎夜雨」 小田原天猫釜 大西浄心極 江戸時代
▼道具の詳細
江戸時代、関東小田原にて鋳造された天猫釜です。伝統的な繰口で美しい姿、滑らかな釜肌には近江八景のうち「三井の晩鐘」と「唐崎の夜雨」が鋳出されています。三井寺の松林に建つ鐘楼には釣鐘が細密に描かれており、大津唐崎神社の鳥居と湖畔の波と葦、奥には遠山が聳えています。いずれも、鐘の音と雨の音を彷彿とさせる、茶味に溢れた地紋となっています。釜の煮える松風の音とともに、茶の湯を楽しめる良い釜です。肩に一列の霰地紋があり、鐶付は作風の秀逸な遠山の鐶付が付いています。南鐐(銀)摘みの唐銅蓋(上)が添います。千家十職御釜師、大西家十五代、大西清右衛門浄心による極書が添います。「右 天猫作無紛者也 御釜師 大西清右衛門 印」とあります。
釜内外ともに状態は極上の状態で、今後も安心してお使い頂けます。
在庫1点のみ。ご覧の画像の現品をお送り致します。
▼寸法
胴径八寸八分(26.7cm)×口径四寸六分(13.9mm)
炉用として使い良い大きさです。