オクトモア 8年 08.4 ヴァージンオーク

スーパーへビリー・ピーテッドウイスキーとして、世界中のウイスキー愛好家に支持されているオクトモア。その世界最強のピート香とブルックラディ蒸留所の特徴である繊細さを保ったまま、いかに新樽の素晴らしさと力強さを調和させるかという挑戦。ヘッド・ディスティラー アダム・ハネットが考え出したのは、複雑な樽管理とヴァッティングの方法でした。
原酒の20%を全期間ヴァージンオーク樽(新樽)で熟成し、80%はファーストフィル・バーボン樽での熟成後、前作「07.4」に使用したヨーロピアン・ヴァージンオーク樽で後熟。「8」の数字を鍵とする本作らしく、8年間熟成の後、ヴァッティングしています。
ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。ブルックラディのウイスキーには蒸留所の信念が語られています。それは、ウイスキーは信頼性を持つべきだ、という考えです。どこで蒸留 され、どこで熟成されたのか。テロワールはそれがつくられた土地や原材料の大麦や水について語り、人の魂がスピリッツに命を与えるのだと信じています。テロワールを重んじ、徹底して原産地を追及したブルックラディのウイスキーは、100%スコットランド産の大麦を原料につくられています。また、アイラ島大手の中では唯一全てのウイスキーをアイラ島内で熟成し、ノンチルフィルター、着色料無添加でボトリングしています。?