ピクチャーレーベル
封入特典:大井武蔵野館チラシ風リーフレット
『処女監禁』
ショッキングな実話をもとに構成された飯干晃一の原作をもとに、関本郁夫監督が一人の女性に囚われた若者の狂気を、粘りのある映像で描き出したドキュメント・ポルノ。/フォトスタジオで働く青年・西村政男には、ある秘密があった。仕事を終え帰宅した西村が愛用の望遠鏡を覗き込むと、向かいのアパートに住む女性も、その中では西村の妻となるのだ。女性の名は京子。彼女の太腿のホクロも、繁みの形も熟知していた西村だが、告白はもとより話しかけることすらできずに一年が経っていた。そんなある日、京子が男とイチャつく姿を目撃する。怒りに震える西村は、銭湯帰りの京子にナイフを突きつけ自分の部屋に連れ込むと、泣き叫ぶ京子を監禁し、己の欲望を激しくぶつけた--。/主演の伴直弥が、愛する女性への異常な執着心から、やがて破綻していく青年・西村役に体当たりの演技で挑んでいる。その相手・京子役には三崎奈美。本作が映画デビュー作となる彼女が、迫真の演技を披露している。
飯干晃一(原作)、安斉昭夫(企画)、掛札昌裕(脚本)、関本郁夫(脚本)、仲沢半次郎(撮影)、津島利章(音楽)、関本郁夫(監督)
伴直弥、三崎奈美、東龍明、章文栄、横山繁、幸英二、山浦栄、辰馬伸、石原圭子、渡辺とく子