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『火宅の人』
たとえわが身は火宅にあろうとも天然の旅情に忠実に生きたい/煩悩に身を焦がし、不安の絶えないさまを火災にあった家にたとえて「火宅」という。/すべてを愛し、抱きとめて、男……流浪転々。/旅を愛し、酒を愛し、女を愛して転々流浪…生の証しと浪漫を求めて彷徨い続けた男・檀一雄。無頼派の作家と呼ばれ、放浪の詩人と呼ばれた直木賞作家・檀一雄が、自身の生涯を心魂込めて書き上げた遺作「火宅の人」の完全映画化。/妻や子を心から愛しながらも、流浪の人生に惹かれる男。作家・桂一雄は新劇女優・恵子と事を起こし、妻と別居。恵子との同棲に踏み切るが、その生活もまた、八方からの避難と多忙を極める執筆活動、恵子の妊娠・堕胎といった諸事が重なり破綻を来す。逃げるように旅に出た一雄は、その旅先で孤独な魂を持つ女・葉子と知り合い、愛と安らぎを得るが、それは束の間の出来事でしかなかった……。/深作欣二監督が、自由奔放に生きようとする抑えがたい荒ぶる魂を持つ一方、妻子への愛情を断ち切れないやさしい魂をも持つ主人公の生き方に感動して映像化した念願の作品。主人公・桂一雄に緒形拳、恵子に原田美枝子、葉子に松坂慶子、..
檀一雄(原作)、高岩淡(企画)、佐藤雅夫(企画)、神波史男(脚本)、深作欣二(脚本)、木村大作(撮影)、井上堯之(音楽)、深作欣二(監督)
緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、檀ふみ、真田広之、岡田裕介、松坂慶子