チリ最高にして最大のメーカー、「コンチャ・イ・トロ」が手掛ける注目ワイナリー
チリ最大かつ最高のワインメーカー、コンチャ・イ・トロ。コンチャ・イ・トロといえば、「チリのオーパス・ワン」として名高いプレミアムワイン、アルマヴィーヴァを手掛けており、チリ国内のみならず世界的に有名なワインメーカーの一つです。所有する畑は、チリ、アルゼンチン、アメリカと3か国に跨っており、その総面積はなんと1万ヘクタール以上。この広大な面積の畑を、最新技術によって区画別にきめ細かく管理し、アルマヴィーヴァやドン・メルチョーなどのプレミアムワインから、スーパーマーケットで手に入るデイリーワインまで多種多様なワインを生産。それらを世界145か国以上に輸出しており、世界各国のレストランや小売店でコンチャ・イ・トロのワインを見かけないことは無いというほど幅広いラインナップを誇っています。
バロン・フィリップ・ロスチャイルド社とのジョイント・ベンチャーで手掛けるアルマヴィ―ヴァ
世界的に有名なワインの数々を手掛けた実績によって、2015年「The Drinks Business awawd」でインターナショナル・ドリンクカンパニー・オブ・ザイヤーに、 2014年にはイギリスのコンサルティング会社によって選ばれる「Most Powerful Wine Brands」などのタイトルを受賞。生産されているワインにおいては、2014年度にグループ全体で計74個ものタイトルを獲得しており、名実共に世界を代表するビッグメーカーです。
そんなコンチャ・イ・トログループのワイナリーの一つが、マイカス・デル・リマリ。コンチャ・イ・トログループには、低価格のデイリーワインを造るワイナリーは数多くあれど、マイカス・デル・リマリはそれとは一線を画すこだわりを持ってワイン造りを行っています。1996年、コンチャ・イ・トロの他のワイナリーで功績を残してきたワインメーカー、マルセロ・パパ氏が「今までにないユニークなワインを造りたい!」と決心し、チリ最北端に位置する生産地の一つ、リマリ・ヴァレーにワイナリーを設立。
非常に冷涼な気候と恵まれた石灰質の土壌というテロワールを生かすことにこだわり、クラシックなブルゴーニュスタイルを目指してシャルドネとピノ・ノワールを中心にワインを造っています。マイカス・デル・リマリのラインナップには、デキャンタ誌で20点満点中19点を獲得するような逸品もあり、非常にコストパフォーマンスに優れた質の高いワインを生み出す今注目のワイナリーです。
チリ最北端の生産地のひとつ、冷涼な気候が特徴のリマリ・ヴァレー
マイカス・デル・リマリがあるリマリ・ヴァレーは、アンデスの山々の麓、チリの最も北に位置するワイン産地の一つ。チリの首都であるサンティアゴから300km〜400kmほど北に位置しており、16世紀にチリで初めてブドウが植えられた場所でもあります。
アンデス山脈の麓、標高2,000m前後の高地にあり、非常に冷涼な気候が特徴。海岸線からも近いため、海からの湿気を含んだ風の影響で夜には「カマンチャカ・フォグ」と呼ばれる霧が発生し、この霧が強い日差しでブドウが過熟するの防いでくれます。低い気温と霧によってブドウはゆっくりと時間をかけて熟し、果実の旨みを多く含んだフレッシュな味わいとなります。
また、リマリ・ヴァレーの土壌は、海からの沖積物と砂質粘土、そして小石を多く含んだ石灰質。この土壌によって造られるワインにはミネラル分が多く含まれます。
この価格とは思えぬクオリティ!料理を引き立てるドライな味わい
エスパス・オブ・リマリ・ブリュットは、マイカス・デル・リマリが造る初めてのスパークリングワイン。ワイナリー周辺では美しい星空が観察できるため、天文台が数多く存在することにちなんで「エスパス=宇宙」と名づけられました。
リマリ・ヴァレーの冷涼な気候を生かして造られるピノ・ノワールとシャルドネを絶妙にブレンド。グラスに注ぐと、淡いピンク色が印象的で、スグリや白い花、そして豊かな土壌に由来するミネラル感のあるストロベリーやチェリーなどの赤い果実のアロマ。フルーティーな味わいで、バランスに優れた酸とキリリとしたフィニッシュが魅力的です。スモークサーモンや生春巻きなどと特に相性が良く、日常の食卓を鮮やかに彩ってくれます。
エノテカ・オンラインのスタッフ・テイスティングでも、そのクオリティの高さに絶賛の声が多数上がったほど!どんなお料理とも合わせられるようなクセのない味わいで、今後、新たな安旨スパークリングとして人気を博すること間違いなしの1本です!
ブレンド比率 : シャルドネ(85%) 、 ピノ・ノワール(15%)
ESPACE OF LIMARI SPARKLING ROSE / MAYCAS DEL LIMARI
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