タリスカー蒸留所はスカイ島のロッホ ハーポートと呼ばれる入り江に美しく佇んでいます。
タリスカーの輸送を船で行っていた時代には、船乗りの目印となるよう灯台としての役割を持たせていたといわれています。
海に浮かべられたタリスカーの樽は船に積み込まれて消費地へ。かつての出荷作業の風景が浮かぶような、海際に立つ蒸留所の建物は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
『宝島』の著者であるロバート・ルイス・スチーブンソンにより「King of Drinks(酒の王様)」と評されたほど、ずっと愛され続けてきたシングルモルトです。
■タリスカー10年
スカイ島が誇る、金色の蒸留酒。手強いシングルモルトウイスキーであり、まさに男性的なモルトです。
にもかかわらず、このスカイ島生まれの比類なきシングルモルトウイスキーには実に多くの愛好家がいます。
その爆発的かつ複雑な香味の特徴が、人々を惹きつけてやみません。
潮の風味と爆発するような黒胡椒の刺激は、正にスカイ島に襲い掛かる嵐(ストーム)のようなタリスカーらしい力強い味わいです。
■飲み方
■味わい
香り:ほのかな海水の塩、生ガキ、そして柑橘系の甘みを感じさせる、力強いピートのスモーキーな香り。
味わい:煙るようなスモーキーさと力強いモルトの香味を伴う、豊かなドライフルーツの甘み。