ラニョーサボラン社は、いま注目されている「プロプリエテール」コニャックの中でも、特にその品質に関して評価が高い、希少な生産者です。
「プロプリエテール」とは自家栽培・自家蒸留・自家熟成・自家瓶詰している、現在のコニャックの造り手では少なくなった、製造工程の最初から最後までを手がける生産者のことです。
同社は1850年にコニャック地方のグラン・シャンパーニュ地区に畑を購入し、ぶどうの栽培を始めたところからスタートしています。
現在は創業者の娘デニスと、その娘のアニー、アニーの娘のパトリシアと共に、3世代の女性3人で経営しています。グラン・シャンパーニュの超一等地に46ヘクタールの畑を所有しています。
■ラニョーサボラン フォンヴィエイユ No.35
ラニョー・サボランが保有する最古の畑の名を冠したフォンヴィエイユは、同社のラインナップでは唯一となる「3品種のブドウ」を用いたグラン・シャンパーニュ・コニャック。
平均熟成年数は35年もの長きに達しており、長熟コニャック独特のランシオ香も感じられます
■飲み方
■味わい
香り:濃厚な干しぶどう、ユリの花、リコリス、仄かにメロン、リンデン、なめし革
味わい:口に含むと上記の香りが一気に広がるオイリーで滑らか、ランシオのニュアンス