なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

大好評8刷 大手企業の研修プログラムで採用 戦略というのは、体得すれば極めて強力な道具になります。 しかし、経営戦略、マーケティング戦略、広告戦略、営業戦略… と企業の中では「戦略」という言葉が必要以上に多用されています。 定義や意味が曖昧なため、ビジネスの現場で混乱や誤解を招く原因にもなり、 実際的に戦略を運用する上では、ほとんど役に立ちません。 つまり「戦略」は、いまだにかなり曖昧な単語だということです。 戦略の考え方のひとつを理解することは、今後の選択や意思決定に対して有効な指針となります。 本書は、それぞれの読者が戦略を実践的な思考の道具として体得されることを目指すものです。 著者が、P&G、ダノン、ユニリーバ、日産自動車、資生堂、 とマーケティング部門を指揮・育成しながら築いてきたものをベースにした戦略概念と、 思考の道具としての使い方を丁寧に紐解きます。 目次 はじめに 第1章 戦略を定義付ける 01 戦略を定義するための出発点 02 戦略があるとなにがいいのか 第2章 戦略の構成要素1「目的」を解釈する 01 目的にはいいものとそうでないもの