フジは晩春から季節の風物詩となっている落葉つる性木本です。棚作りが一般的でしたが、最近は1本立ちの立木つくり、スタンダード作りや、鉢植え、窓辺やアーチに這わせるなど、洋風の庭のガーデニング素材としても人気です。藤にはヤマフジとノダフジがあり、一般的に見られるのはノダフジです。ノダフジは花房が長く、つるの巻き方が右巻き(ヤマフジの反対周り)です。口紅藤(クチベニフジ)は蕾は淡紅色で、満開時には白色に近くなりますが、翼弁の先端に紅をさしたようにピンク色が残る品種です。花房の長さは30〜50cmです。生育力旺盛ですので、よく日のあたる場所ならどんどん生長し、1年で2〜3mつるがのびます。トレリスやパーゴラに誘引してください。
※詳しい商品説明は下のほうに記載があります
タイプ:マメ科の落葉つる性木本
栽培適地:北海道南部以南
樹高:3〜10m
開花期:4〜6月、花房30〜50cm
植付け適期:11月〜3月(ポット苗は左記以外でも可能ですが、ポット内の土を崩さないように植え付けてください)
日照:日向むき
栽培方法:
水はけ、日当たりのよい場所を好みますが、根元に日があたらなくても、つるが伸びる部分に日があたれば大丈夫です。堆肥や腐葉土を多めにすきこんで植えつけます。
植え付け時は根を切らないように注意してください。11〜3月の適期に植えつける場合、ポット苗の根が回っている場合は根を切らないように注意しながらかるく根鉢をひと回り崩して植えつけます。これ以外の時期はポット内の土を崩さないように植え付けてください
鉢植えの場合は表土が乾き次第水を与えます。肥料は12〜2月に寒肥のほか、開花直後にも有機肥料を施します。
剪定は花後に行う初夏の剪定で余分な枝を整理して木の骨格を整え、冬の落葉後の剪定(11月中旬〜3月)で不要なつるを整理します。
初夏に挿し木で殖やすことができます。
6号(直径18cm)ポット入り、樹高約50〜90cmです。樹形や樹高は多少変動します。写真は成長・開花時のイメージです。お届け時期により開花後となる場合や開花が翌年以降からのものとなる場合があります。また、春先の蕾が小さい時期は植物の特性上、配送中に蕾が落ちる場合があります。





フジ(藤):クチベニフジ(口紅藤)6号ポットの栽培ガイド・
花木・果樹苗の植え付け方