■木製品、柱、家具の色付けに。
■お好みの色合いになるまでボイル油、亜麻仁油等に混ぜ溶かし、ハケ等で塗装します。ボイル油、亜麻仁油等 を上塗りすると、上品なツヤに仕上がります。
■混ぜ合わせた後、長時間、空気に触れるとゼリー状に固まりますので、必要量のみ混ぜ早めにご使用ください。
【弁柄(顔料)の塗装】
木部に塗る場合は必ず下地処理(ペーパー掛け)を行います。
顔料を水・または柿渋で溶きます。
濃い色で塗る場合は3〜6:1 薄い色で塗る場合は12:1程度で。お好みで加減してください
刷毛・筆で塗ります。乾燥したらウエス等で軽く拭きます(余分な粉を落とします)。
ペーパー掛けを行います。
塗る → ペーパー掛けの工程を繰り返します。
ペーパー掛けは、番手を上げていきます
(200 → 400 → 600 → 800ぐらい)
この工程を繰り返す事で、木目にしっかり付いてきます。
仕上げに柿渋(色によっては亜麻仁油など)を塗ります。
弁柄等顔料は鉱物の粉です。したがって水などに溶けるわけではありません。
塗装工程から水・油等で溶きますが、塗装乾燥後、水分だけが蒸発し粉が残ります。
その粉が木目に残る事で発色してるのですが、木の目に入りきらない粉も含め目に入った粉は、手で触るだけではげ取れてしまいます。
それらを定着させるために最後に柿渋を塗る事で定着させます。
塗装 → ペーパー掛けの工程も、良い発色・良い雰囲気を作るための大事な工程です。
また、ペンキのように「さっと塗って終わり」という訳でなく、仕上げるのに作業工程も時間もかかります。
じっくり時間をかけて、ゆっくり楽しんでいただければ幸いです。
商品写真は、 お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。