
文学×英文法シリーズ第5弾!
シャーロキアンでもある、稀代の翻訳者と認知言語学者が、シャーロック・ホームズの英文を徹底的に解説しています。朗読音声は、すべて無料でダウンロードできます。本書は、名文を通して英文法の「心」に触れられる、理想の学習書です。
収録作品:『青いザクロ石の冒険』(The Adventure of the Blue Carbuncle)全文収載。
特徴
・作品を原文のまま全文掲載していますので、「読み切る楽しみ」をどなたにでも味わっていただけます。
・注意すべき文法上・解釈上のポイントを「問題」としてピックアップ。
・ピックアップしたポイントは、じっくり丁寧に解説しています。
・「ワンポイント文法講義」では「無生物主語」「動作動詞と状態動詞」といったテーマを設定し、深く切り込んでいます。ライブ感あふれる「実況中継講義」をお楽しみいただけます。
・翻訳家・柴田元幸先生による名翻訳を楽しめます。また、本作品を訳した際のポイントを「翻訳のポイント」としてまとめてあります。
収載作品について
短編集『シャーロック・ホームズの冒険』に収載されている作品です。(「青い紅玉」「青いガーネット」などの邦題でも知られています。)シャーロキアンの柴田・西村両先生が選んだ「内容的にも、英語学習素材的にも、一番お勧めのホームズ作品」です。
著者プロフィール
柴田元幸(しばたもとゆき)
翻訳家、東京大学名誉教授。文芸誌『MONKEY』および英語文芸誌MONKEY責任編集。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で、日本翻訳文化賞を受賞。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。主な訳書は『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)、ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』(河出文庫)、エリック・マコーマック『雲』(東京創元社)、主な編訳書は『「ハックルベリー・フィンの冒けん」をめぐる冒けん』、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』」(以上、研究社)など。編訳註書に『英文精読教室』シリーズ(研究社)がある。
西村義樹(にしむらよしき)
東京大学大学院人文社会系研究科教授、東京言語研究所運営員。専門は認知言語学。主な著訳書は『構文と事象構造』(中右実 共著、研究社)、『認知言語学1:事象構造』(編著、東京大学出版会)、『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』(野矢茂樹 共著、中公新書)、『メンタル・コーパス−母語話者の頭の中には何があるのか』(共編訳、くろしお出版)、『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』(共著、アスク出版)など。
森田修(もりた おさむ)
英語教材開発者・編集者。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。主な著書は『やり直し教養講座 英文法、ネイティブが教えるとこうなります』(共著、 NHK出版新書)、『ビジネス英語ライティング・ルールズ』(共著、日経文庫)、『英語力を鍛えたいなら、あえて訳す! 』(共著、日本経済新聞出版社)、『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』(共著、アスク出版)など。
セット内容 |
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書籍(音声ダウンロード付)×1 |
仕様 |
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著者:柴田元幸・西村義樹・森田修 |
サイズ(判型)等:A5判 |
ページ数:211 |
出版社:アスク出版 |
発売日:2022年2月下旬 |
