【ストーリー/内容紹介】 |
■第1集 心が生まれた惑星〜進化〜 地球に最初の生命が生まれて35億年。長い進化の歴史の中で、人間の心はいつどのようにして生まれたのか。細胞から神経、そして脳への進化の仕組みを明らかにするとともに、ネアンデルタール人にまで遡るのぼる人間の心の歴史を検証する。 ■第2集 脳が世界をつくる〜知覚〜 私たちは、脳が情報処理することでまわりの世界をとらえている。右脳の機能を失っている青年画家の姿を追いながら、脳科学が最も進歩している「見るしくみ」をCGと最先端の画像診断装置で映像化し、脳が自分の世界をつくるプロセスを伝える。 ■第3集 人生をつむぐ臓器〜記憶〜 突然、数10秒前のことを記憶できなくなった青年や、精神遅滞でありながら驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群を手掛かりに、記憶におけるミクロのメカニズムや、老化と記憶力、夢と記憶の関係など、解明が進む記憶のからくりの紐をとく。 ■第4集 人はなぜ愛するか〜感情〜 人はなぜ愛するか?脳の中心部にあって情動をつかさどっている大脳辺縁系にスポットをあて、さまざまな愛の姿を描きながら、神秘に満ちた人間の感情のメカニズムの解明に挑む。 ■第5集 秘められた復元力〜発達と再生〜 一旦傷つくと再生しないといわれた脳が、ある条件下で驚くべき復元力を示すことがわかってきた。外部刺激と心理的状態が呼応した時、神経細胞から伸びた突起が正しい回路を作るというのだ。最新科学が解明しつつある脳の柔軟性の謎に迫る。 ■第6集 果てしなき脳宇宙〜無意識と創造性〜 「天才と狂気は紙一重」といわれるが、芸術的な創造性が爆発したり、深い宗教的な体験をする時、人間の脳では何が起きているのか。激しい精神の昂りを通してシャーマンの能力を獲得する沖縄のユタや、創作に強い集中力を示す画家を通してその秘密に迫る。 |
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