陶芸材料 釉薬|楽焼色釉薬 粉末 紫マンガン 500g

ツバメ印の楽焼用色釉薬です。
施釉後800℃前後で焼成してください。
楽焼き釉薬の使い方
1.粉末の楽焼釉薬を溶くための「CMC溶液」を作ります。
水150mlに対してCMC粉末を3gの割合で加えます。混ざりにくいので微量ずつ撹拌しながら添加していきます。(一昼夜放置すると自然に溶けていきます。)
2.筆塗りの場合の溶き方
上記で作ったCMC溶液150mlに対して、粉末楽焼用絵具500gの割合で溶きます。CMC溶液を乳鉢に取り、少しずつ粉末を加え良く擦っていきます。仕上がりは「天ぷらの衣」といった感じです。
3.浸し掛けの場合の溶き方
筆塗り用の要領で作った物に対して、350mlの水を加えよく撹拌します。

楽焼き用の素焼き素地について
半磁器土をおすすめしますが、土物、磁器物への使用も可能です。いずれにしても貫入は生じます。
焼き上がりの強度を出すため、素焼き温度は1050〜1100℃で行ってください。

描き方
1.絵付けをされる場合は、下絵具で素焼き素地に描いてください。絵具の厚塗りは釉飛びを招きます。
楽焼釉薬を筆塗りする場合は1〜2mmの厚みで、描くというよりは付けていくといった感じで彩色します。
2.釉薬を塗る時は筆を強くこすり付けると描いた絵柄がニジミます。
3.浸しがけの場合は1mm強がベストです。
4.絵付けは、釉薬を塗ってから(乾燥後)上絵具を使って細かい絵付けをすることもできます。

焼き方
良く乾燥させてから焼いてください。時間当たり100〜200℃の昇温、4〜8時間程度で指定の温度まで上げ、目的温度に到達したら10〜20分キープして終了。素地にもよりますが800℃の炉に入れてキープし引き出して急冷して焼成する方法もあります。耐急熱急冷土を使ってください。キープ時間は釉の融け具合を見て判断します。