イタリアワイン界の名門アンティノリ家の名をイタリア、さらに世界に知らしめたフラッグシップが「ティニャネロ」と「ソライア」という偉大なワインです。
アンティノリはキャンティ地区に3つのワイナリーを有していますが、ティニャネロ、ソライアは別格。アンティノリの飽くなき情熱と長年受け継がれてきた精神を象徴するワインです。
この2つのワインが生み出される、テヌータ・テニャネロは、フィレンツィエから30kmほど離れた、キャンティ・クラシコの中心にあります。
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テヌータ・ティニャネロの畑は、キャンティ・クラシコの中心部に132haもの広大な面積を有しています。ここは15世紀にはすでに銘醸地として記述されていたというほどの優良区画。 その標高は340〜400haという高地で、昼は暖かく夜は冷涼というブドウ栽培に最適な気候です。トスカーナらしい丘陵地帯で、日当たりのよい、非常に急な斜面を這うようにブドウの畝が続きます。 ティニャネロのための畑が57ha、ソライアの畑は20ha。除葉、収穫、グリーンハーヴェストすべて人の手作業によって行われます。 |
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2008年に完成した最新鋭の醸造施設にはティニャネロ、ソライアのために別々の施設が用意されています。 ティニャネロの畑は24個の区画に分けられ管理されていますが、収穫後も24個のタンクを使用し、別々に醸造、樽熟成が行われます。このとき最も重点を置いているのは「しなやかさと繊細さ」を保ちながら抽出を行うこと。 最上のキュヴェだけが初めてブレンドされ、その年の味わいが完成。最後の瓶熱成を経てリリースされます。 |
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CUVEE ROYALE マルケーゼ アンティノリ キュヴェ ロワイヤル |
アンティノリが1999年より手掛けるフランチャコルタ「モンテニーザ」は、フランチャコルタの中でも特にワイン用ブドウ栽培に適した場所に位置するワイナリー。 そのワイナリーより新たに誕生したのが、一族の思いを込めてマルケーゼ・アンティノリ(アンティノリ伯爵)の名を冠した、マルケーゼ・アンティノリ・キュヴェ・ロワイヤル。 キュヴェ・ロワイヤルは、マルケーゼ・アンティノリのフランチャコルタの中でもスタンダードな1本。 瓶内で36カ月間も熟成されているのが特徴で、その間に行われるルミーアジュ(動瓶)も、全て人の手で丁寧に行われ、時間と手間をかけて仕上げられています。 その丁寧な造りから、「アンティノリ家の宝石」とも例えられるワインです。 |
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いきいきとしたフレッシュな風味とともに、白桃やリンゴ、酵母によるトーストの香りが溢れます。 軽やかに口の中を滑る、きめ細かな黄金色の泡も魅力。 後味として残る余韻には、しっかりした果実味が感じられます。 |
生産者 | アンティノリ |
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生産地 | イタリア/ロンバルディア |
品 種 | シャルドネ、ピノ・ビアンコピノ・ノワール |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 泡/白 / フルボディ |
内容量 | 750ml |
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醸 造 | ステンレスタンクで発酵後、36ヶ月の瓶内熟成 |
提供温度 | 5-8℃ |