ハイランド地方のスコッチ産業発展の立役者となった蒸留所トマーティン蒸留所の創業は1897年、地元の実業家たちの手によって建てられました。スコットランド・北ハイランドの都市インバネスから約25km程度南下したところに位置するトマーティン村にあります。「トマーティン」とはゲール語を語源とし「ねずの木の茂る丘(Tom aitionn)」を意味すると言われています。スコッチウイスキー黄金期と言われた1970年代当時には、現在の約2倍にあたる23基の蒸留器を擁しており、2,200万リットルの生産量があり、その豊富な生産量によりハイランド地方のスコッチ産業発展の立役者的存在として今日に至っています。現在の蒸留器は、初留釜6基、再留釜6基の計12基の蒸留器で良質なモルト原酒を生産しています。
SWSC2016ダブルゴールド受賞ハイランド産モルト・ウイスキーの特長であるマイルドかつ複雑、そして贅沢な味わい