ブランド名に込められたグリーンリース兄弟の想い
創業者であるグリーンリース兄弟が、ウイスキーに不朽の価値を与え末永く後世に届けたいとの願いを込めて当時ロンドンで人気を博したブレンデッドウイスキーに「オールドパー」と名付けたのが歴史の始まりです。
オールドパーは円熟と知性の象徴として、152歳という天寿を全うした英国史上最長寿の人物トーマス・パーに由来しています。彼の長寿は「ウイスキーの成熟」を象徴しており、彼の知恵は「ウイスキーの製造に必要な技術と知識」を表しています。
また、オールドパーのラベルに描かれている肖像画は、バロック時代のヨーロッパを代表する画家ルーベンス作。
バロック時代を代表する画家ルーベンスが彼の肖像画を描いたのも、いかに彼が知恵にあふれた人物であるかを物語っています。
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スコットランド各地の風土を凝縮した豊かな味わい オールドパーがブレンデッドウイスキーの中でも世界的な人気を誇るのは、スコッチウイスキーの多様な魅力が絶妙のバランスで融合されている点にあります。 スコッチウイスキーの産地はハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウン、アイランズ、アイラと6つに分類されており独自の個性を持ったウイスキーが造られています。 オールドパーの類いまれなる個性は豊かなアイラのピート土壌、滑らかなスペイサイドの水、暖かさをもたらすクラガンモアの樽熟成など、各地の蒸留所の特徴を巧みに融合させることで複雑で豊かな味わいを実現しています。 |
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明治以降、多くの政治家や芸術家に愛されたブランド 日本でもなじみ深い銘柄であるオールドパーですが、日本に初めて紹介されたスコッチウイスキーという一説があります。 明治4年、明治新政府は新たな国づくりに挑むにあたり欧米諸国の進んだ国家制度、産業技術、伝統文化を視察する大使節団を結成しました。その使節団の中心となっていたのは、特命全権大使の岩倉具視で総勢108名が約2年間かけて欧米を視察して回りました。 そして、明治6年の帰国に際して西洋文化の象徴として日本に持ち帰られたのがオールドパーと言われています。 以来、上級階級の社交の場には欠かせないブランドとなり、多くの政治家や芸術家などの名士に愛されました。 |
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伝統を守りつつ新たな価値を追求 オールドパーの最大のこだわりは、その伝統を守りながらも、常に品質の向上を追い求めている点です。 スコットランドの自然環境を尊重し、原材料の選定から熟成、ブレンドに至るまで細心の注意を払っています。 ウイスキー造りにおいて全ての工程でマスターブレンダーの熟練した技術が高い品質を支えています。また、ボトルデザインにも工夫が凝らされ、重厚感と高級感を両立。 歴史あるブランドながら、現代の飲み手にも新鮮に響く価値を提供し続けるオールドパー。その一杯には、長い歴史と未来への想いが込められています。 |
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Silver オールドパー シルバー |
スコットランドを襲った大寒波の冬の夜に、蒸溜所の外に置き忘れたオールドパーの樽。 極寒の中で冷やされることによって、スムーズでまろやかな味わいが生まれることを偶然にも発見しました。 この運命的な発見を再現するため、-6℃のチルフィルターでその味を現代に蘇らせました。 運命的な偶然から誕生した「オールドパー シルバー」は、スムーズな飲みやすさが特長です。 |
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フルーティー(ドライフルーツ[オレンジ・桃・洋ナシ])、バニラ(クリーム・ブリュレ「焦がしたキャラメル系])。 加水すると、さらにフレッシュなフルーティーさが際立ち、かすかなスモーキーさを感じる香り。スムーズでスイート。 さらりとしたキレの良い後味。 |
生産者 | マクドナルド・グリーンリース社 |
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生産地 | イギリス/スコットランド |
タイプ | ブレンデッド・ウイスキー |
原材料 | モルト、グレーン |
内容量 | 750ml |
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度数 | 40.00度 |