ブレンドが主流だったバーボン界に革新をもたらした世界初のシングルバレルバーボン
ブラントンは1984年、ケンタッキー州フランクフォート市の市制200周年を記念して誕生しました。
ブラントンの名は、エンシェントエイジ社の蒸溜所に40年間勤め「ディーン・オブ・ケンタッキー=ケンタッキーの長老」と称されたバーボン造りの名人アルバート・ブラントン大佐に由来。そして、彼の精神と技術を継承した愛弟子、エルマー・T・リーが師への敬意を込めて世に送り出しました。
ブラントンの誕生によってひとつの樽からのみボトリングするシングルバレルという新しい価値観が生まれ、ブレンドが主流だったバーボン界に革新をもたらしました。その卓越した技術と伝統は現在へと受け継がれ、シングルバレルというボトル一本一本に異なる個性が宿る唯一無二の味わいを守り続けています。
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ケンタッキーの大地が育むスプリングウォーター ブラントンの品質を支える最も重要な要素のひとつが、ケンタッキー州の湧き水です。 アパラチア山脈に降った雨がライムストーン(石灰岩)層を通り、雄大な自然によって濾過されたスプリングウォーターは、不純物が少なくミネラルが豊富なのが特徴です。この清らかなスプリングウォーターこそが、ブラントンの豊かな香りと深い味わいを可能にしています。 また、発酵の安定性を保つためスプリングウォーターの温度が上がり過ぎない秋から冬にかけて仕込みが行われます。 この命の水との出会いがなければ、ブラントンという名の芸術品は存在しなかったと言っても過言ではありません。 |
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1樽ごとに魂を込めるシングルバレル製法 ブラントンの最大の特徴は「シングルバレル」製法です。通常のバーボンは複数の樽の原酒をブレンドしますが、ブラントンはたったひとつの樽からのみボトリングされます。 ブラントンとなる原酒は4回の夏を越すまでに官能検査員によって味・香り・深みが評価され、選ばれた樽のみがウェアハウスのH倉庫に移動され再び長期間の眠りにつきます。 H倉庫の微妙な温度変化や通気性が香りと味わいに奥深さを加え、熟成の間、原酒は木樽を通して呼吸を繰り返しチャコール・フレーバーがゆっくりと馴染んでいきます。そして最高の熟成を迎えた1樽の原酒から約250本のみ、時と技の粋を集めたブラントンが誕生します。 |
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ブラントンの象徴、個性的なボトルキャップ ブラントンのラベルはすべて手作業で記入されています。ボトリングに使用された樽番号や瓶詰め日、貯蔵位置、アルコール度数まで細かく手書きで記され、同じラベルは世界に2つと存在しません。 そしてブラントンの象徴とも言えるのが個性的なボトルキャップ。 8種類のサラブレッドと騎手のフィギュアがデザインされており、それぞれに「B・L・A・N・T・O・N・S」のひと文字が刻まれています。競馬のスタートからゴールまでを象徴するデザインで、ケンタッキーの競馬文化との深い結びつきを表現しています。 この個性的なボトルキャップがコレクター心をくすぐる仕様となっており、全8種類を揃える楽しみもまたブラントンの魅力の一つです。 |
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THE ORIGINAL SINGLE BARREL ブラントン オリジナル シングルバレル |
バーボンらしい男性的な味わい 貯蔵庫で長い眠りの時を過ごした原酒を、ブレンダーがひと樽ごとに厳格にテイスティング。 その中から熟成のピークを迎えたものだけが選ばれます。 ラベルには蔵出しの日付、樽ナンバー、ボトルナンバーが手書きで記入されます。 |
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バーボンらしい男性的な味わいで、太く骨太なコクを持ち、まろやかなフレーバー、キャラメルのような甘みが口に広がり、芳醇で濃密な味わいを楽しむことが出来ます。 時間と手間を惜しまず造りあげた至高のパーボン。 |
2010年のSWSCシングルパレル・アメリカンウイスキー貯蔵10年以下の部 門)において、金賞を受賞したシングルパレルウィスキー。 |
生産者 | バッファロートレース社 |
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生産地 | アメリカ |
タイプ | バーボンウイスキー |
内容量 | 750ml |
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度数 | 46.50度 |