ハーン・ワイナリーは、モントレー・カウンティで1970年代からワイン造りを続けているニッキー・ハーン氏が、彼のファミリー名を託して1991年に設立したワイナリーです。40年以上にわたり家族経営を続け、現在は息子のフィリップが2代目当主として畑とワイナリーの陣頭指揮を執っています。
セントラル・コースト・ブドウ栽培農家団体が始めた環境保全実践プログラムを実践し、ハーン・ワイナリーはモントレーで最初にその認証を受けたワイナリーの1つとなり、現在では電力もソーラーパネルによる100%自家発電になりました。
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サンタ・ルシア・ハイランズAVA認定の立役者 設立当初はカベルネを植樹しワイン造りを始めましたが、1980年代に入り、寒流の流れる太平洋や海底深く冷たい海水を湛えるモントレー湾の影響を受ける地域特性から、より冷涼な環境に適したピノ・ノワールとシャルドネに改植しました。 この地域のポテンシャルを確信したニッキーは、サンタ・ルシア・ハイランズ(SLH)をAVAに認定してもらう活動を始め、その結果1995年にAVAに認定されました。現在では、サンタ・ルシア・ハイランズはピノ・ノワールを筆頭に高級ワインの名醸地として広く知られています。 |
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広大な自社畑を所有するピノ・ノワールの名手 ハーン・ワイナリーは、特にピノ・ノワールの名手として有名で、SLHに4つ、その南に広がるアロヨセコAVAに2つ、合計444haの6つの広大な自社畑を所有。この内、140haにピノ・ノワールが植えられ、SLH全体のピノ・ノワールの畑の12%を占め、一番のシェアを持っています。 また、この地域では一番多くのクローンを持ち、現在その数は21に及びます。それらのピノ・ノワールはそれぞれの自社畑のテロワールを表現します。この地域ではカリフォルニアの他の栽培地域より育成期間が2週間以上長く、それはブドウのフレーバー、深み、骨格などに大きな影響を与え、凝縮感のある素晴しいワインを生み出します。 |
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大手コンペで数々の受賞歴や航空会社での採用など、低価格ながらも高品質なワイン カリフォルニアらしい豊かな果実味と、そのコスパの高さで人気のハーンですが、大手のコンペで、ワイナリー・オブ・ザ・イヤー及びワインメーカー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、ベスト・オブ・クラス及びベスト・オブ・ショーも幾度と獲得。低価格部門ではカリフォルニアNo.1ブランドとして認められています。 また、非常に厳しい採用審査で有名なANAやJALのビジネスクラスに採用されたこともあります。 |
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CABERNET SAUVIGNON CALIFORNIA ハーン ワイナリー カベルネ ソーヴィニヨン カリフォルニア |
比較的暖かいロダイやパソ・ロブレスにある優良畑の厳選ブドウを使用して造るハーン・ワイナリー・カベルネ・ソーヴィニヨン・カリフォルニア。 生育がピークに達したブドウを収穫後、すぐにフレンチオーク製の発酵槽で発酵されます。 この樽発酵がワインに鮮やかな黒果実とまろやかな口当たり、そしてスパイシーな香りをもたらします。 ワインのセレクトに定評のある航空会社ANAの国際線ビジネスクラスに採用された高いクオリティを誇るカベルネ・ソーヴィニヨンです。 |
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レッドチェリーやスグリのジャムの香りに、バニラやカラメルのニュアンスが溶け込みます。 しっかりと噛みごたえのあるようなタンニンとチェリーやベリー系のフレーバーが滑らかな長い後味へと続きます。 |
専門誌リアルワインガイド23号の「旨安ワイン大特集」にて見事に「旨安大賞」を受賞したカベルネ・ソーヴィニヨン! |
生産者 | ハーン・ワイナリー |
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生産地 | アメリカ/カリフォルニアセントラルコースト |
生産年 | 2023年 |
品 種 | カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロー18%、マルベック2% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / ミディアムフルボディ |
内容量 | 750ml |
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提供温度 | 16-18℃ |