ヴェレノージは、イタリアのマルケ州最南端のアスコッリ ピチェーノで注目を集める生産者です。
父の自家用のワイン造りを小さい頃から手伝っていたエルコレが、抑えきれない情熱と共に始めた当初は6haだった葡萄畑は、現在では172haとなりました。
東はアドリア海、西はアペニン山脈に挟まれた地理的条件が、葡萄栽培に理想的な環境をもたらしており、赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノのブレンド、白はペコリーノ、パッセリーナの地葡萄品種を栽培しています。
収穫量を抑え、スタンダードから上のクラスまで、すべてにおいて高品質であることをかけています。
また郷土愛にあふれ、品種の個性が際立っていることもあって土着品種にこだわっており、輸出比率は70%となっています。
![]() |
---|
2002年から、トスカーナ出身のトップエノロゴ、アッティリオ・パリをコンサルタントに迎えました。 ロバート・パーカーJr.は「ワインアドヴォケイト152」で、アッティリオ・パリの参加について『マルケ南部のリーダー的生産者となりつつあることを確信している。』と書いています。 エルコレのワインはすでに国内外で高く評価され、ほとんどのイタリアワインが集う展示会ヴィニタリィの品評会や、その他国内外の品評会でも毎年のように受賞しています。 |
![]() |
---|
MONTEPULCIANO D'ABURUZZO ヴェレノージ モンテプルチアーノ ダブルッツォ |
ヴェレノージはマルケ州の有力ワイナリーですが、隣のアブルッツォ州でモンテプルチャーノ ダブルッツォも造っています。 ファーストヴィンテージは2005年。 D.O.C.G.の区画内の畑ですが、収穫規制の関係でD.O.C.としてリリースしています。 畑の標高は400〜500mほど。 海に近いアンジャラの丘と呼んでいる場所にあり、海風の影響を直接受けます。 収穫は10月中旬。 ワインの醸造もアブルッツオ州で行っています。 除梗後、タンクで醗酵し、醸しは約20日間おこないます。その後、ステンレスタンクで澱引きします。 |
![]() |
紫がかったルビーレッド。 スグリやイチゴ、ラズベリーを思わせる香りがあります。 ボリュームのあるフルーティなミディアムボディで、とてもなめらかな口当たりです。 |
生産者 | ヴェレノージ |
---|---|
生産地 | イタリア/アブルッツォ |
生産年 | 2022年 |
品 種 | モンテプルチアーノ・ダブルッツォ |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / ミディアムボディ |
内容量 | 750ml |
---|