サンターディは、地中海の宝石と呼ばれるサルデーニャ島の州都、カリアリの近く、地中海の美しいスルチスの海を見下ろす小高い丘に醸造所を構える、1960年に創業されたワイナリーです。
サンターディが所有する畑は、暖かく乾燥した地中海気候にありながらも、マエストラーレと呼ばれる強く冷たい海風による寒暖差や、塩味とミネラルをもたらす潮風のミクロクリマを有し、砂質と粘土質を含む水はけのよい石灰土壌という、偉大なワインを産む特別なテロワールに恵まれた地区に存在します。特に希少な価値があるのは、島を囲う海と砂地の土壌が自然の要塞となったことによって、害虫フィロキセラの被害を免れた樹齢100年を超える古樹が生き残り、今も実を結んでいることです。こうして自然と収量が抑えられる奇跡の畑から、例外的に偉大な葡萄が生み出されるのです。
サルデーニャのトップワイナリーにして、サルデーニャのワイン全体のレベル引き上げの牽引役であり続けているサンターディ。ワイナリーで働くひとりひとりが、自然農法にこだわり続け、また、タキス氏亡き後もタキス氏の情熱と優れた醸造を引き継ぎ、美しいワインを生み出し続けています。
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イタリアで最も権威あるワインアワード「オスカー・デル・ヴィーノ」で、イタリア38万ワイナリーの頂点「最優秀ワイナリー」に輝く(2015年) イタリアソムリエ協会主催、イタリアで最も権威あるワインアワードが「オスカー・デル・ヴィーノ」。赤ワイン、白ワイン、ソムリエ等の18部門からなり、厳正な審査を経て、イタリア全土約38万社といわれるワイナリーの中から、各カテゴリーの最優秀賞(オスカー賞)が選出されます。中でも「最優秀ワイナリー」賞は、1年に1社のみの最高の栄誉。サンターディでは2015年にこの「最優秀ワイナリー」を受賞しました。 さらに、ガンベロ・ロッソ誌においても、最高評価である「トレビッキエーリ」を、サンターディの最高峰ワイン「テッレ・ブルネ」は、5年連続、計15回以上受賞しており、今やサンターディはイタリア全土にその名を知られる存在になりました。 |
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サッシカイア、ティニャネロ、ソライア等を生み出した伝説の天才醸造家「ジャコモ・タキス氏」が惚れ込み、晩年の情熱を注いだサルデーニャのトップワイナリー イタリアワインの巨匠ジャコモ・タキス氏は「サッシカイア」「ティニャネロ」「ソライア」などを世に送り出した天才醸造家。 晩年、サンターディを訪れた彼は、サルデーニャ南部の手付かずの自然と優れたテロワール、そして土着品種に惚れ込みました。 タキス氏が晩年の情熱を注ぎこんで、サンターディとともに生み出したワインが「テッレ・ブルネ」。土着品種カリニャーノの魅力を最大限引き出し、イタリア最高峰の偉大な赤ワインの一つとしてその名を知られることとなりました。また、このワインはサルデーニャ島のワインのレベルを向上させる起爆剤ともなりました。 タキス氏亡き後も、ワイナリーで働くひとりひとりが手間暇かけた自然農法を実践し、タキス氏の情熱と優れた醸造を引き継いで、サルデーニャ、そしてイタリアをも代表するワインを造り続けてます。 |
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最高品質のカリニャーノ、ヴェルメンティーノを生み出す南西サルデーニャ・スルチス地区の奇跡のテロワール「砂地混じりの石灰土壌+冷たい海風」が引き出すミネラル&エレガンス 冷たい海風による寒暖差や、ほのかな塩味をもたらす潮風のミクロクリマ、砂質と粘土質からなる石灰土壌という大変恵まれたテロワールは、カリニャーノとヴェルメンティーノに特徴的なミネラルをもたらします。さらに、葡萄の生育期間には雨が降らない乾燥した気候、常に吹き込む海風のために葡萄に湿気がたまらず、農薬や化学肥料の使用を最小限に抑えることができるのです。サンターディは、サルデーニャ島の偉大な大自然とともに歩み続けている、自然派農業を貫き続けるワイナリーなのです。 さらに、サンターディのスルチスの畑は、島を囲う海と細かい砂地土壌が自然の要塞となったために、幸運にもフィロキセラの被害を免れました。樹齢100年を超える自根の土着品種カリニャーノが今も実を結び、自然と低収量となるために、強靭で威厳のある偉大なワインが生み出されるのです。 |
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SULKI BIANCO サンターディ スルキ ビアンコ |
サルディーニャ島の高貴品種「ヴェルメンティーノ」主体で造られる白ワイン。 ヴェルメンティーノ種は、サルディーニャ島、リグーリア州、コルシカ島などティレニア海沿いを中心に栽培されており、繊細で柔らかく、黄桃などトロピカルなフルーツのアロマ、さらに後味にビターアーモンドのアロマも感じられる唯一無二の品種です。 中でもサルデーニャ島で、とりわけ秀逸なヴェルメンティーノが育まれるといわれており、サルデーニャ島の唯一の最上格付「DOCG」として認定されている品種でもあります。 サンターディのヴェルメンティーノ種に特徴的なのは、塩味を感じるミネラル感。これは石灰岩土壌と海からの潮風によるものです。 この「スルキ」は、サルデーニャ島の土着品種を主体に造られた地元の食生活を彩る一本で、日本の料理にも幅広く合わせることができる「フード・フレンドリー」な一本です。 |
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ソーヴィニヨン・ブランを想わせる爽やかな香り、石灰系の豊かなミネラル、海風由来の塩味が感じられる“地中海ワインの決定版”。豊かさはあっても鈍重ではなくミネラルと塩味が感じられる白ワイン。 |
生産者 | サンターディ |
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生産地 | イタリア/サルデーニャ |
品 種 | ヴェルメンティーノ90%、ヌラグス10% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 白 / ライトボディ |
内容量 | 750ml |
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土 壌 | 粘土石灰質土壌 |
提供温度 | 6-8℃ |