バジリカータ州アチェレンツァの農協が持つ広大な畑のうち、170haでヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレは造られています。
畑とワイナリーは火山灰土壌で、標高500m以上の高い所にあり冷涼です。
アリアーニコは晩熟ですが、成長過程では涼しい気候を好むため適しています。
平均樹齢60年で中には80年のものもあり、樹が古いので、収穫量はあまり多くありません。
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エノロゴのデニス・ヴェルデッキアは、アブルッツォ出身。 2年間アルゼンチンで修行し、アルベルト・アンオトニーニに出合ったのが参加のきっかけです。 以前はヴェゼーヴォと兼任していましたが、ヴルトゥーレが急激に成長しているため、こちらに専念することになりました。 デニスは、「アリアーニコは非常にポテンシャルの高い葡萄。根が地中深くまで這う品種で、ネッビオーロのような力強さがあり、非常に長く熟成出来る。この農協には十分な広さの畑があり、樹齢の古い樹も多い。やりたいことが何でも出来る。是非畑を見てほしい。」と語っています。 セラーの2階にはラボが併設されており、資格を持ったスタッフが検査や分析を行っています。2014年から最新式の瓶詰ラインが稼働し、丘には洞窟を利用した樽の熟成用セラーが2011年から使われています。 |
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PIPOLI GRECO FIANO ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ ピポリ グレーコ フィアーノ |
バジリカータ特有の土着品種グレーコとフィアーノをブレンドしています。 栽培地域は、バジリカータの西側に位置するポテンツァ県のアチェレンツァ。 畑は、海抜600mという標高の高いところにあります。樹齢は60年です。 大変良いグレーコの畑を見つけたため、‘10年よりさらに品質があがり、ファルネーゼの社長バレンティーノ氏に「この白ワインを扱わない理由があったら教えて欲しい」と言わしめた程です。 収穫した葡萄は、柔らかく圧搾、除梗します。12〜14度に温度管理しながら発酵します。 このワインのアロマを失わないようにするため、果汁の取り扱いの総ては無酸素な環境で行います。ステンレスタンクで5〜6ヶ月熟成します。 |
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非常に華やかな香りで、素晴らしい品質です。 緑がかった黄色。レモンやライムなどの柑橘類、熟した白桃のような白い果実の強い香り、フレッシュさを高める酸があり、適度なボディも感じられます。 |
生産者 | ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ |
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生産地 | イタリア/バジリカータ |
生産年 | 2023年 |
品 種 | グレーコ50%、フィアーノ50% |
テイスト | やや辛口 |
タイプ | 白 / ライトボディ |
内容量 | 750ml |
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