創業1877年、140年以上続く老舗ワイナリーの今村家。同家は、ワイン銘産地勝沼の東端、「鳥居平(とりいびら)」と呼ばれる区画一帯に畑を所有しています。鳥居平は甲州葡萄発祥の地といわれ、その東に隣接する大善寺は奈良の高僧・行基が日本で最初に葡萄を植え、村人たちに葡萄栽培を教えたという言い伝えがあります。この大善寺のすぐ隣の約70haの畑が勝沼の中でも別格の葡萄を生む地「鳥居平」として、古くから地元農家の間で崇められてきました。
「鳥居平」の葡萄は、江戸時代に徳川将軍家に「特上品」として献上されていた史実があり、古くから同畑で育つ葡萄は最高品質であることに定評がありました。同畑のワインは、著名エアラインのファーストクラスや主要国首脳会議の晩餐会用として採用され、専門誌ワイナート誌も「日本のグラン・クリュと呼ぶに相応しい」と絶賛した究極の畑です。
今村家は、甲州種、ブラック・クイーン種等の日本固有品種に特化し、化学肥料を使用しない有機的な栽培を行い、その後の醸造、販売までを一貫して自ら行う“100%ドメーヌ物”にこだわり、偉大なテロワールの個性を体現するブルゴーニュのトップ・ドメーヌに比肩する勝沼そして日本が誇る造り手です。
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「世界のVVIPをもてなすワイン」として広島G7サミット2023でも供された日本を代表する造り手“鳥居平今村”。 3ツ星名店をはじめ多数の星付きレストランでオンリスト。「ブルゴーニュ銘醸ワインよりも和の美食を引き立てる」とTOPソムリエから絶賛 「鳥居平今村」のTOPキュヴェ「上菱平」は、洞爺湖サミット2008やAPEC横浜2010の晩餐会、近年では、広島G7サミット2023の各国大統領・首相夫人の午餐会でも振舞われました。 また、国産ワインとして初めて、著名エアライン国際線ファーストクラスに採用されており、まさに世界中のVVIPをもてなす、日本を代表するワインとして注目されます。 勝沼でも別格とされる畑で育まれた甲州種、ブラック・クイーン等の日本固有の葡萄で造るワインは、美しい酸とピュアな味わいが高次元でバランスし、和の食材や和の調味料(わさび、山椒、味噌等)に驚くほど寄り添い、素材を引き立てます。 東京の3ツ星和食の名店をはじめTOPレストランがオンリストし、インポーター主催のマリアージュ試飲セミナーでは、 「ブルゴーニュの著名な特級ワインよりも和の美食を引き立てる」と、多くのTOPソムリエから絶賛されました。 |
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ブルゴーニュ銘醸畑の如く区画ごとの偉大なテロワールを表現したワイン造り。“日本のグラン・クリュ”ともいうべき勝沼最上の別格畑“鳥居平” 今村家が所有する霊峰柏尾山の斜面にある畑は、ワイナート誌で「グラン・クリュと呼ぶに相応しい」と絶賛された究極の畑です。 南向きで豊富な日照量があり、寒暖差をもたらす富士山からの冷たい笹子下ろしが吹き抜ける鳥居平の畑は、高い糖度と酸度を合わせもつ最高峰の葡萄が実を結びます。また、日本で稀な花崗岩のシスト(コート・ロティやエルミタージュ等と同様)が混じる粘土土壌を持ち、ワインにミネラルを与え、長い余韻や熟成力をもたらします 。 鳥居平のテロワールで育まれた葡萄からは、まるで「ブルゴーニュの特級モンラッシェ」のような世界に誇れるグラン・クリュ級のワインが 生み出されます。 23VTGから全てのメインラベルに区画名を謳う完成形へ進化し、また、自社畑の所在をバックラベルにも記載しています。 最優良年においては100年もの熟成に耐えうる偉大な力を持っており、実際に今村家では、50年100年と寝かせてあるワインが4万本を数えます。近代醸造学が確立していない時代に、これほどの熟成が可能なワインが生まれたのは、江戸時代から最高峰とされた「鳥居平」畑のテロワールの秀逸性を示しています。 |
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自社畑の小区画ごとの偉大なテロワールを表現するワインを生む「鳥居平今村」が新たに地元篤農家とのアンサンブル(協奏)によってリリースする特別なベーシック 区画毎の銘ワインを生んできた「鳥居平今村」を営む今村家が、長年共に歩んできた地元勝沼の篤農家たちと共に<アンサンブル〜協奏〜>というキュヴェ名でリリースする特別なベーシックワインをスタートさせました。代々続く地元農家でもある同家の郷土への想い、地元農家との絆、葡萄造りへの愛情が込められた1本です。 地元篤農家さんの特別な畑の葡萄のみを使用し、鳥居平今村が培ってきた妙技で生み出される。自社畑物にも匹敵するクオリティーを誇る協奏作品です。 生粋の葡萄栽培農家である今村家は、農家がワイン造りを行う“民間最古のワイナリー”を1877年に立ち上げ、その後も勝沼農協を設立する等、地元農家の経済的・社会的地位と農業品質の向上に尽力し、どんなときも農家と共に歩んできました。そんな今村家の歴史と想いの原点に立ち返り、郷土への愛や地元農家さんとの絆、良い葡萄・ワイン造りへの信念を込めて、農家との協奏作品としてリリースされています。 |
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L'ENSEMBLE Koshu Blanc 鳥居平今村 アンサンブル 甲州ブラン |
区画ごとの銘ワインを生んできた「鳥居平今村」を営む今村家が、長年共に歩んできた地元勝沼の篤農家たちと共に<アンサンブル〜協奏〜>というキュヴェ名でリリースする特別なベーシックワイン。代々続く地元農家でもある今村家の郷土への想い、地元農家との絆、葡萄造りへの愛情が込められた1本です。 地元篤農家さんの特別な畑の葡萄のみを使用し、鳥居平今村が培ってきた妙技で生み出される。自社畑物にも匹敵するクオリティーを誇る協奏作品です。 生粋の葡萄栽培農家である今村家は、勝沼農協を設立する等、地元農家の経済的・社会的地位と農業品質の向上に尽力し、どんなときも農家と共に歩んできました。 そんな今村家の歴史と想いの原点に立ち返り、郷土への愛や地元農家さんとの絆、良い葡萄・ワイン造りへの信念を込めて、農家との協奏作品としてリリースされています。 地元でも長年優れた土造りを実践し、優れた葡萄を栽培する、信頼の深い6〜10軒の篤農家さん達がパートナー。広い甲府盆地の中でも日川の上流部となる東部(勝沼町4地区)に位置し、比較的高い標高(350m〜400m)による冷涼さと、笹子おろしの影響による寒暖差のある畑をもつ篤農家さんを主体とし、標高400〜500mにもなる山梨市で特別といわれる牧岡地区に畑をもつ数軒の篤農家さんが加わっています。 それらの篤農家さんたちが手塩にかけて育てた葡萄を、鳥居平今村が長年の経験と技によって優れたワインに仕上げる、そんな協奏曲のようなワインが「アンサンブル」です。 |
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素性の良い甲州葡萄らしいのピュアな果実味が溢れ、穏やかな酸が絶妙にバランスする1本。最上室のメロンや熟した梨のようなきめ細かくデリケートな果実味は、まるで最上のブルゴーニュの造り手(ラモネ、コシュデュリ、ルーロ、ソゼ等)のによるアリゴテを想起させる。たおやかで、心地良い余韻が続き、山葵や山椒等の和のスパイスを添えたお料理に寄り添う。 |
生産者 | 鳥居平今村 |
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生産地 | 日本/山梨県・勝沼地区 |
生産年 | 2023年 |
品 種 | 甲州100% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 白 |
内容量 | 750ml |
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土 壌 | 粘土質に礫(れき)が混じるミネラル土壌 |
提供温度 | 10-12℃ |
合うお料理 | 豚しゃぶ、水炊き、お寿司等 |