「Mas」は、プロヴァンスの方言で「ドメーヌ」を意味します。
「マス・デ・プレサド」は、コート・デュ・ローヌ地方の、コスティエール・ド・ニーム地方にある、知る人ぞ知る名門ワイナリー。
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このワイナリーを手掛けているマレス家は、代々ブドウおよびワイン作りに携わってきた家系で、祖父アンリは、ウドンコ病に対する治療法の発見者です。 1964年にマレス家5代目である父ロジェがドメーヌを起こすと、この地に初めてカベルネ・ソーヴィニヨンを植えたり、樽熟成の白ワインを造るなど、まさにパイオニア的存在となりました。 シリル・マレスは、モンペリエで栽培や醸造学を勉強、カリフォルニアやチリで修行をすると、1996年にドメーヌを引き継ぎました。 |
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土壌は、あのシャトーヌフ・デュ・パプと同じ土壌環境と判明している地域で、栽培は全てオーガニックです。 醸造は品種別、区画別に醸造を行なっています。 品種ごとに、ステンレスタンクまたはコンクリートタンクで発酵を行い、その後も品種、区画ごとに樽に詰め熱成、最終的にそれぞれタンクや樽のワインをプレンドし、瓶詰めをします。 世界的な評価も高まり、地元でも人気の高いこのドメーヌのワインには、常に生産量を超えた予約が入るほどです。 |
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COSTIERES DE NIMES Rose Cuvee Tradition マス デ ブレサド コスティエール ド ニーム ロゼ キュヴェ トラディション |
マス・デ・ブレサド・コスティエール・ド・ニーム・ロゼ・キュヴェ・トラディションは、よりエレガントにするためにセニエ法で造られています。 色素抽出が過度にならないよう時間を調整し、抽出が早いシラーは1時間、グルナッシュは24時間、サンソーは48時間行います。 そこからブレンドし、ステンレスタンクを使い18度で発酵させます。マロラクティック発酵はさせません。 美しい色合いとアロマのちょうどよいバランスを見極めて造られたロゼです。 |
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グルナッシュがまろやかさを、シラーが色の鮮やかさを、そしてサンソーが果実味と新鮮さを与え、全体で素晴らしいバランスを造り出しています。 薄いバラの花びらの色、赤いフルーツ、イチゴや黒スグリの風味があります。フレッシュで、程よい酸も感じられます。 |
生産者 | マス・デ・ブレサド |
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生産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ |
生産年 | 2023年 |
品 種 | グルナッシュ50%、シラー30%、 サンソー20% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | ロゼ / ミディアムフルボディ |
内容量 | 750ml |
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醸 造 | セニエ法。18度のステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵無し |
提供温度 | 7-14℃ |
合うお料理 | サラダ、鰺とパプリカのマリネ、生姜焼き |