1963年にローヌ渓谷のワインを世に広めるため、ガール県のワイン醸造家たちが集い、世界遺産「ポン・デュ・ガール」のほど近くにヴィニョーブル・エ・コンパニを設立しました。半世紀以上にわたり、パートナーである地元のワイン農家の人々と協力しながら、最良のローヌワインを世界に届けるために活動を続けています。1969年、シャトー・グリュオー・ラローズをはじめボルドーの21のシャトー等を所有するタイヤン・グループの一員となり、IGPワインから、コート・デュ・ローヌやクリュワインなど幅広くワインを生産し、フランス国内はもちろん、世界40ヵ国に輸出しています。
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ヴィニョーブル・エ・コンパニは、環境に配慮した近代的なワイナリーとして、環境と人々の生活をより尊重したワイン造りの奨励に長年取り組んでいます。有機栽培への転換の他、環境に優しい軽量ボトルの開発、自社で廃水処理施設を造るなど環境に配慮した農業を実践しています。 ブドウ栽培が環境に及ぼす影響を最小限に抑え、脆弱で重要な生態系と調和を大切にし、地元の経済発展を支援することで、地域全体に利益をもたらし、人と自然の間の微妙なバランスを尊重することを目標にしています。 |
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彼らの目指すスタイルは、もちろん素晴らしい品質のワインを造ることですが、中でも注目すべきはブレンドの中でもシラーの割合を高く保つこと。 南ローヌの生産者はグルナッシュがメインで人気がありますが、シラーに注目する理由は、この品種がワインに与えてくれるフレッシュさとエレガントさ、そしてワインを熟成させるのに重要なポイントになるためです。シラーは、ブドウ造りと熟成の両過程で手のかかる品種ですが、品質の高みを目指す上では非常に重要な品種になります。 |
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COQ LICOT MERLOT ヴィニョーブル エ コンパニ コクリコ メルロー |
ワイン名のコクリコ(COQ LICOT)は、Coq(雄鶏)とCoquelicot(ポピーの花)をかけ合わせた文字遊び。フランスの象徴である雄鶏と、人生の希望や喜びといった思いが込められたポピーの花をかけ合わせています。フランスワインを通じて「人生に幸多からんことを」との造り手の思いが込められたワインです。 |
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黒い果実、カシス、ブラックベリーのアロマ。バランスが良く、フルーティーでソフトなタンニン。ラズベリーやイチゴを想わせるジューシーな味わいです。 |
![]() ■70ミリオン・ド・デギュスタトゥール2022/金賞受賞(VT2021) |
生産者 | ヴィニョーブル・エ・コンパニ |
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生産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ |
生産年 | 2022年 |
品 種 | メルロー100% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / ミディアムボディ |
内容量 | 750ml |
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土 壌 | 石灰質、白亜質 |
醸 造 | コンクリートタンク醗酵、熟成 |
提供温度 | 16℃ |
合うお料理 | カツオのたたき |