


シャトー・オー・ブリオン(Chateau Haut Brion)は、世界で最も名高い赤ワインの銘醸地・フランス、ボルドー地方の5大シャトーの1つ。フランス南西部地方出身でボルドーワインを輸出していたポンタック家の、ジャン・ドゥ・ポンタックが1550年にシャトー・オー・ブリオンを創設しました。その後、ポンタック家をはじめとする名家に受け継がれ、1935年にはアメリカの財界人クラレンス・ディロン氏が取得。現在ではルクセンブルク大公国のロベール殿下がその意思を継ぎ、歴史と格式を守りながら進化を続けています。格付けシャトーで最初にステンレスタンクを導入し、熟成に100%新樽を用いるなど技術革新を積極的に行いました。品質向上のために日々邁進しており、1855年の格付けにおいて、唯一メドック地区以外から、それも第1級に格付けされたシャトーです。18〜19世紀にはウィーン会議の晩餐で振る舞われ、フランス外交を支えた逸話も残るなど、フランスを代表するワイナリーとして伝統と進化を両立させる存在となっています。
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シャトー・オー・ブリオン伝統と進化の歴史 シャトー・オー・ブリオンのブドウ畑は、ボルドーの南西数キロにあるペサック村に位置しています。ボルドーのグラーヴ地区北部に位置するペサック・レオニャンAOCの一部です。 「スーティラージュ(澱引き)」や「ウイヤージュ(補酒)」の導入に加え、発酵槽にステンレスタンクを用いた先駆的な取り組みを行ってきました。熟成はフレンチオークの樽で行われ、果実味と複雑味が見事に調和したワインを生み出しています。 |
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地区のテロワールを最大限に引き出す グラーヴ地区の砂利質土壌は、シャトー・オー・ブリオンの味わいを形作る重要な要素です。区画ごとの精緻な管理と収穫、醸造を行い、ブドウの持つポテンシャルを最大限に引き出しています。また、持続可能な栽培や環境保全への取り組みも積極的に行い、未来を見据えたワイン造りを実践。こうして生まれるワイン“シャトー・オー・ブリオン”は、歴史的な格式と革新的な精神を兼ね備え、世界中の愛好家から揺るぎない支持を受け続けています。 |
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完成度の高さと唯一無二の存在感 シャトー・オー・ブリオンの赤ワインは、力強い果実味に加え、スモーキーでミネラル感あふれる独特の風味を備えています。シルキーなタンニンと長い余韻は、若いうちから楽しめると同時に、熟成によって革やスパイス、タバコのニュアンスを纏い、格別のエレガンスを放ちます。評論家ロバート・パーカー氏が1989年ヴィンテージを「不朽の、過去半世紀における最高のワインの一つとしてあり続けている。素晴らしい調和、群を抜いた清らかさ、そしてその滑らかさは、現代の伝説ともいえるシャトー・オー・ブリオンの特徴。このワインを飲まずに人生を終えられない。」と絶賛したように、その完成度の高さと唯一無二の存在感は、まさに伝説的といえるでしょう。 |
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ル クラレンス ド オー ブリオン |

| ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンは、シャトー・オー・ブリオンと同じ畑のブドウを使用して造られる、ファースト譲りのエレガンスを堪能できるセカンドワイン。 ファーストとの違いはブドウ樹の樹齢だけで、土壌や品質管理については全てファーストと同条件という、高い完成度を誇る逸品です。 ロバート・パーカー氏いわく、「これは今やボルドーで最高のセカンドワインの1つであり、いくつかのヴィンテージでこれをしのいだ事のあるセカンドワインといえば、名高いシャトー・ラトゥールのレ・フォール・ド・ラトゥールくらいのものである」と称賛しています。 バーン・オー・ブリオンとして生産されていましたが、2007年からクラレンス・ド・オー・ブリオンへ名称が変更されています。 |
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| ガーネットがかった紫色。 ブラックカラントやプラムの香りにバラの花びらの香り、湿った土と黒トリュフのニュアンスが感じられる深いアロマに溢れています。 しっかりとしたボディを持ち、凝縮した果実味に豊富なタンニンとフレッシュな酸が調和した重厚なストラクチャーを形成しています。 オー・ブリオンが造るボルドーでも最高峰のセカンドワインです。 |
![]() ■ジェームズ・サックリング/96点獲得(VT2019) |
| 生産者 | シャトー・オー・ブリオン |
|---|---|
| 生産地 | フランス/ボルドー/グラーヴ |
| 生産年 | 2019年 |
| 品 種 | メルロー72.8%、カベルネ・フラン16.3%、カベルネ・ソーヴィニヨン10.9% |
| テイスト | 辛口 |
| タイプ | 赤 / フルボディ |
| 内容量 | 750ml |
|---|---|
| 土 壌 | 砂利質土壌 |
| 提供温度 | 16-18℃ |