白ワイン フランス ボルドー シャトー タルボ カイユ ブラン 2019 750ml 格付け第4級

4級の格付けを持つシャトー・タルボは古くから、恵まれたテロワールと高い品質安定性を保っており、所有するブドウ畑の面積は「100ha強」とメドックでも2番目の大きさを誇っています。
シャトー・タルボのワインは４級シャトー以上だと常に高い評判を得ており、グリュオー・ラローズ、メイネイ、タルボは、コーディアワイン御三家と云われきました。

シャトー名はイギリス統治時代、サンジュリアン村の一帯を統治していたイギリスの英雄「タルボ将軍」に由来し、シャトー・タルボの名は古くから広く知られていました。
100年の経験と知識、歴代の所有者により詳細に記された古文書をもとに、現在でも畑ごとに細分化された管理が行われています。

1917年からシャトーはコルディエ家の所有となり、息子のジョージュ、孫のジャンによって維持されてきました。 現在はロレーヌ・ルストマンとナンシー・ビニヨン・コルディエが1993年以来代を継いでおり、二人は4世代に続く技術で、長きにわたりタルボの名声を高めるよう努めています。

格付け4級シャトー・タルボはヴィンテージに左右されない安定感とひかえめな価格で、長年ボルドーファンからの高い支持を得ています。 クラシックな赤ワインで有名なタルボですが、秀逸な白ワインも仕立てており、こちらのカイユ・ブランは著名な評論家パーカー氏に「メドック最上の白ワインの1つ」と言わしめた逸品です。 ソーヴィニヨン・ブランを主体にセミヨンのブレンドで造られ、ブルゴーニュ式に樽内で澱を攪拌させるバトナージュを施しながら樽熟成する事で、非常に香り豊かではつらつとした個性を備えています。

輝きのあるレモンイエロー。 ライムやグレープフルーツの様な果実のアロマ、加えて白い花や洋梨、アーモンドを思わせる多彩な香りが漂います。 柔らかいテクスチャーとピュアな果実味に、爽やかな酸味と綺麗なミネラルがボディを引き締めています。