1952年、フェリックス・ソリス・フェルナンデスによって、スペイン内陸部ラ・マンチャ地方の南に位置するバルデペーニャスに設立されたフェリックス・ソリス社。
スペイン語で「石の谷」を意味するバルデペーニャスは、大きな渓谷が連なる地域で、夏は暑く、冬は寒さが厳しい大陸性気候のもと、古くからワイン造りが盛んに行なわれてきたところです。スペインの伝統的なブドウ品種、赤のテンプラニーリョ、白のアレインでも有名なその地で、フェリックス・ソリス社は、土地の魅力を生かした高品質なワインを安定的に生産することで大きな発展を遂げてきました。
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同社の哲学は「スペインの伝統的なワイン造りを継承しつつ、最新技術を取り入れ、卓越した品質とコストパフォーマンスに優れたワインを生み出す」こと。その哲学を実践すべく、常に設備の最新化を行い、徹底した品質管理体制を敷いてきました。全部で14にものぼる生産ラインは、ほぼすべての工程がオートメーション化されており、1時間に12万本のワインをボトリングできる高い生産能力を誇っています。 |
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現在は、バルデペーニャスの他に5つのワイナリーを所有しており、その生産規模は世界トップ10に入るほど。スペイン最大のワイナリーとなった今でも、創業者の息子たち4兄弟が株式を均等に保有し、健全な家族経営を貫いています。 同社のワインは世界的なワインコンテスト「ベルリン・ワイン・トロフィー」において、2009年から2012年まで4年連続で「ベストスペインワインプロデューサー賞」を受賞。世界的にも高い評価を得ており、現在85カ国以上で販売されています。 |
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CASA MORENA TINTO フェリックス ソリス カーサ モレナ 赤 |
「カーサ・モレナ」は、フェリックス・ソリス社のラインナップの一つ「ディエゴ・デ・アルマグロ」のセカンド的ワイン。 アメリカンオークの新樽で2カ月熟成。 自社畑産のテンプラニーリョ種をベースに、カベルネ・ソーヴィニヨンを加えることで、渋味も柔らかく、飲みやすく仕上げられています。 |
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ラムレーズンやバニラの深くてやや甘い香りが特徴。 アタックは柔らかく軽やかで、口の中いっぱいに、マイルドなバニラの風味が広がります。 酸とタンニンのバランスも良く、飲みやすい滑らかな口当たり。 生ハム、パエリア、チーズ、豚肉の生姜焼きなどと良く合います。 |
生産者 | フェリックス・ソリス・アヴァンティス |
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生産地 | スペイン/バルデペーニャス |
生産年 | 2023年 |
品 種 | テンプラニーリョ75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / フルボディ |
内容量 | 750ml |
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