赤ワイン アメリカ ブレッド＆バター カベルネソーヴィニヨン 2022 750ml

ブレッド＆バターは、カリフォルニアのカルトワインの生産に携わっていたグレゴリー・アン氏が独立して2013年に設立したワイナリーです。カリフォルニアのソノマ・カウンティーとモントレー・カウンティーに自社畑を所有、各地で獲れたブドウをブレンドすることでクラシックでありながら複雑性に富んだワインを生産しています。

設立当初はシャルドネおよびピノ・ノワールの2種類でスタート。若いワイナリーながらも注目度は非常に高く、設立の翌年2014年には、アメリカの市場調査会社として有名なニールセンの発表する急成長企業トップ500にワイン生産者として唯一選出されました。 翌2015年には「ブレッド＆バター シャルドネ 2012年」が、オバマ元大統領主催のTPPランチミーティングにて採用され、その実力を決定づけることになりました。 当時ほぼ無名のワインだったにもかかわらず、その品質の高さが認められ、高い評価を受けたのです。

ブレッド＆バターという非常に印象的なワイナリー名には2つの意味が込められているとされています。 1つ目はワイン造りに由来し、ブレッドはオーク材を、バターはマロラクティック発酵を表しています。樽熟成に由来する香ばしい風味、マロラクティック発酵によって生まれるバターの風味を表現し、その芳醇なスタイルがうかがい知れます。 2つ目は、単に「パンとバター」という意味ではなく、「人生に欠かせないもの」という表現のひとつで、ワインは人生に欠かせないものであるという思いが込められています。

ブドウはノースコーストとローダイの畑から収穫。全てステンレスタンクでマロラクティック発酵を行った後に、50％をアメリカンオーク、残りの50％をフレンチオーク古樽で9ヶ月間熟成。

スミレ、熟成したベリー、ブラックカラントと豊かなバニラのアロマに加え、微かにトースティーとスパイシーなニュアンスが味わえます。スムースなタンニンととろけるチョコレートの風味が口の中に広がり、長い余韻が楽しめます。