アルクーミは、1971年、マーヴとジュディ・ラング夫妻によって設立されたワイナリーです。夫妻がカベルネ・ソーヴィニヨンを主体にわずかなシラーズとマルベックを植樹したことから始まりました。ワイナリー名である「アルクーミ」とは、アボリジニ言語で「我らが選びし地」を意味しています。
1976年に最初のワインが生産されて以来1980年代、1990年代と畑を拡大。その結果、現在アルクーミは、西オーストラリア地区で最も大きな家族経営のワイナリーの1つとなりました。1977年カベルネ・ソーヴィニヨンが、西オーストラリアで生産された最も優れた赤ワインの1つとして広く注目されたことにより名声は確立され、同時にこのワインが非常に若い樹から収穫されたブドウで作られたことも注目されました。2010年7月1日にラング夫妻の娘であるサンディと彼女の夫のロッドが、高品質なブドウの栽培とワインメイキングの伝統を守り続ける使命を受け、オーナーとして後を継ぎました。
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ボルドーのように冷涼で、ブドウ栽培に適した多彩な環境がある地区“グレートサザン” アルクーミの畑のある西オーストラリア州グレートサザン地区は、広大なオーストラリアのなかでも非常に広く、オーストラリア南西部の海岸線200km、北の内陸部に100kmに及ぶ地域で、沿岸は海洋性、内陸は大陸性の気候。オーストラリア随一の冷涼で降水量の多い地帯です。 冷涼な気候や風土がボルドーと似ており、また多様な環境があることから、リースリングやシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、様々なブドウ品種が栽培されています。 |
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何百年もの時を経て潮風からブドウの樹を守ってきたアルクーミのシンボル“グラスツリー” アルクーミのラベルに表記されているロゴマークは「グラスツリー」と呼ばれる樹木。良く茂った芽の格好が原住民が草のスカートを纏っているのに似ていたことから、初期の入植者からブラックボーイと呼ばれました。 この木は人間の背丈まで伸びるのに百数十年の年月を有します。ブドウ畑が背の高いグラスツリーに囲まれていることにより、潮風からブドウを守るのに重要な役割を果たしています。 |
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オーストラリアの権威あるワイン専門誌にて、3年連続最高評価の5つ星ワイナリーに選出! オーストラリアの著名なワインライターであり、ヴィクトリア州のコールドストリーム・ヒルズの設立者でもあるジェームス・ハリデイ氏が主催するワイン専門誌「ジェームス・ハリデイ・ワイン・コンパニオン」は、オーストラリアの権威あるワイン専門誌です。アルクーミは2013年から2014年、2015年と3年連続でこの雑誌で最高レッド5つ星ワイナリーに選出されています。 |
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Grazing Collection Shiraz アルクーミ グレイジングコレクション シラーズ |
アルクーミ・グレイジングコレクション・シラーズは、注目を集める西オーストラリア州の生産者アルクーミが造る、コストパフォーマンス抜群の赤ワイン。 西オーストラリア州南部のフランクランドリヴァー地区にある自社畑の数区画のブドウを使用。深い風味を得るために最適な状態に熟した時に収穫しています。 ブドウは発酵前に低温浸漬され、発酵後、複雑味を増すためにフレンチオーク樽で9ヶ月間熟成しています。 このワインは現在の状態でもお楽しみ頂けますが、数年間熟成させる事により、更に複雑味を増したワインとなります。 |
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ブラックベリーやダークチョコレート、胡椒のアロマが漂います。 凝縮感のあるブラックチェリー、チョコレート、バニラの風味が胡椒やスパイスの香りと調和した、この地区の典型と言えるシラーズです。 |
生産者 | アルクーミ |
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生産地 | オーストラリア/西オーストラリア州/グレートサザン/フランクランドリヴァー |
生産年 | 2022年 |
品 種 | シラーズ100% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / ミディアムボディ |
内容量 | 750ml |
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醸 造 | フレンチオーク樽を使用して9ヶ月熟成 |
提供温度 | 6-12℃ |
合うお料理 | ラム肉のロースト・ミント風味 |