天然山菜 ウコギ 100g程度 新芽の柔らかさは春だけの特別な味わい 長野県・秋田県産
春の恵み「ウコギ」は、昔から山形や会津地方で親しまれてきた天然の山菜です。
ほろ苦さと爽やかな香りが特徴で、炊き込みご飯や天ぷら、おひたしなど幅広い料理に活用できます。
特に新芽の柔らかさは、春だけの特別な味わい。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、美容や健康を気にする方にもおすすめです。
自然の中で育ったウコギは、力強い生命力をそのまま食卓へ届けてくれます。
この季節だけの旬を、ぜひご家庭でお楽しみください。
🌿特徴
- ウコギ科の落葉低木で、日本では主に東北地方(山形・会津など)で古くから食用・垣根として親しまれています。
- 新芽は春の短い時期だけ採取され、ほろ苦さと爽やかな香りが特徴。クセが少なく、さっと茹でると美しい緑色に変わります。
- 山菜の中でも特に栄養価が高く、古くは「食べる垣根」として重宝され、米沢藩では武士の健康維持のため植えられたと伝えられています。
- 料理法は多彩で、ウコギご飯、天ぷら、和え物、味噌汁の具などに最適です。
🥗栄養価・健康効果
🧊下処理・保存方法
- 下処理方法(アク抜き)
- ゴミや枯れ葉を取り除く
→ ウコギの新芽を軽く水洗いして、汚れや枯れた部分を丁寧に取り除きます。
- さっと茹でる(湯通し)
→ 沸騰したお湯に塩をひとつまみ加え、ウコギを10〜30秒ほど湯がきます。
→ 長く茹ですぎると香りや食感が失われるので、短時間でサッと。
- 冷水にとる
→ 茹で上がったらすぐに冷水にさらして冷まし、アクや苦味を和らげます。
- 水気をしっかり絞る
→ 軽く押さえて水気を絞ったら、調理の準備完了です。
■ 注意点
- 新芽がとても柔らかいので、扱いはやさしく。
- 根元が固い場合は、根元部分を少し切り落とすと食べやすくなります。
- 冷蔵保存
- 方法:湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
- 保存期間:2〜3日程度。なるべく早めに使用するのが理想です。
- 冷凍保存
- 方法:
- 沸騰したお湯でさっと(20〜30秒)湯がく。
- 冷水にとってアクを抜き、水気をよく切る。
- 食べやすい量に分けてラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。
- 保存期間:冷凍で約1ヶ月。
- 使い方:自然解凍または電子レンジで解凍して、和え物や汁物に。
- ウコギご飯にして冷凍保存
- 炊き込みご飯にしてから冷凍すれば、食べたいときにすぐ楽しめて便利です。
- 1食分ずつラップし、冷凍保存袋で保存します。
ウコギは風味が命なので、採れたてを早めに調理するのが一番ですが、上記の方法でうまく保存すれば、旬の味を長く楽しめます。