天然山菜 ウコギ 100g程度 新芽の柔らかさは春だけの特別な味わい 長野県・秋田県産

春の恵み「ウコギ」は、昔から山形や会津地方で親しまれてきた天然の山菜です。
ほろ苦さと爽やかな香りが特徴で、炊き込みご飯や天ぷら、おひたしなど幅広い料理に活用できます。
特に新芽の柔らかさは、春だけの特別な味わい。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、美容や健康を気にする方にもおすすめです。
自然の中で育ったウコギは、力強い生命力をそのまま食卓へ届けてくれます。
この季節だけの旬を、ぜひご家庭でお楽しみください。

🌿特徴

  • ウコギ科の落葉低木で、日本では主に東北地方(山形・会津など)で古くから食用・垣根として親しまれています。

  • 新芽は春の短い時期だけ採取され、ほろ苦さと爽やかな香りが特徴。クセが少なく、さっと茹でると美しい緑色に変わります。

  • 山菜の中でも特に栄養価が高く、古くは「食べる垣根」として重宝され、米沢藩では武士の健康維持のため植えられたと伝えられています。

  • 料理法は多彩で、ウコギご飯、天ぷら、和え物、味噌汁の具などに最適です。


🥗栄養価・健康効果

  • ビタミンC:抗酸化作用があり、免疫力アップや美肌効果に貢献。

  • ビタミンB群(特にB1・B2):エネルギー代謝を助け、疲労回復をサポート。

  • カルシウム・鉄分:骨の健康維持や貧血予防に効果的。

  • 食物繊維:腸内環境を整え、便秘改善やデトックス効果が期待できます。

  • サポニンやポリフェノール:抗酸化・抗炎症作用を持ち、生活習慣病の予防にも有効。

  • ウコギは、春の短い期間しか味わえない「天然の薬草」とも言える山菜です。健康志向の方や自然派の食生活を目指す方には、ぜひ取り入れてほしい逸品です。

🧊下処理・保存方法

  1. 下処理方法(アク抜き)
    1. ゴミや枯れ葉を取り除く
       → ウコギの新芽を軽く水洗いして、汚れや枯れた部分を丁寧に取り除きます。

    2. さっと茹でる(湯通し)
       → 沸騰したお湯に塩をひとつまみ加え、ウコギを10〜30秒ほど湯がきます
       → 長く茹ですぎると香りや食感が失われるので、短時間でサッと

    3. 冷水にとる
       → 茹で上がったらすぐに冷水にさらして冷まし、アクや苦味を和らげます

    4. 水気をしっかり絞る
       → 軽く押さえて水気を絞ったら、調理の準備完了です。

    ■ 注意点

    • 新芽がとても柔らかいので、扱いはやさしく
    • 根元が固い場合は、根元部分を少し切り落とすと食べやすくなります。

  2. 冷蔵保存
    • 方法:湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。

    • 保存期間:2〜3日程度。なるべく早めに使用するのが理想です。

  3. 冷凍保存
    • 方法
      1. 沸騰したお湯でさっと(20〜30秒)湯がく。
      2. 冷水にとってアクを抜き、水気をよく切る。
      3. 食べやすい量に分けてラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。

    • 保存期間:冷凍で約1ヶ月。

    • 使い方:自然解凍または電子レンジで解凍して、和え物や汁物に。

  4. ウコギご飯にして冷凍保存
    • 炊き込みご飯にしてから冷凍すれば、食べたいときにすぐ楽しめて便利です。
    • 1食分ずつラップし、冷凍保存袋で保存します。

    ウコギは風味が命なので、採れたてを早めに調理するのが一番ですが、上記の方法でうまく保存すれば、旬の味を長く楽しめます。