天然自生種ならではの強い香りと風味
栽培品よりも香りが強く、口に入れるとピリッとした辛味とにんにく特有の風味が広がります。
雪解けのわずかな期間にしか採れない希少性
豪雪地帯の山間部では、雪解けとともにわずかな期間だけ芽を出すため、収穫量が限られています。
生命力あふれる野生の山菜
厳しい環境の中で何年もかけて成長するため、栄養が凝縮されており、滋養のある「山の薬草」とも呼ばれています。
収穫には熟練の技術と体力が必要
険しい山道を登り、自然の中から見つけるため、採取は熟練者でも困難。人の手が届かない環境が、逆に品質の高さを守っています。
アリシン(Allicin)
強い抗菌・抗ウイルス作用があり、血行促進、免疫力アップ、疲労回復に効果があります。
ビタミンB1との相乗効果
アリシンがビタミンB1の吸収を助け、エネルギー代謝を高めてスタミナを維持します。
鉄分・カルシウム・カリウムなどのミネラルが豊富
貧血予防、骨の健康維持、血圧調整など多様な効果があります。
サポニン・ポリフェノール類
抗酸化作用や動脈硬化予防、コレステロール低下作用など、生活習慣病予防にも役立ちます。
天然の行者にんにくは風味がとても強く傷みやすいため、保存方法をしっかり押さえておくことが大切です。以下におすすめの保存法をいくつかご紹介します。
冷蔵保存(生のまま)
・新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
・乾燥を防ぎ、1週間ほど鮮度を保てます。
※におい移りがあるので、密閉容器を使うとより安心。
醤油漬け・味噌漬け
・軽く洗って水気をふき取り、しょうゆや味噌に漬けるだけ。
・ごはんのお供や酒の肴として優秀。風味も残りやすいです。
冷凍保存
・洗って水気をしっかり切り、小分けにして冷凍用保存袋へ。
・使うときは解凍せずそのまま調理可能。炒め物や鍋料理におすすめ。
塩漬け
・塩をまぶして瓶詰めにすると、長期間保存可能。
・水にさらせば塩抜きして使えます。独特の旨味が熟成されます。
乾燥保存(干し行者にんにく)
・日陰で干して乾燥させると、常温で保存可能。
・使うときは水で戻して調理に使えます(香りはやや穏やかになります)。