カタローニャ 390g程度 肉料理の付け合わせに最適なスペイン生まれのイタリア青菜 福岡県産
「カタローニャ」はスペインのカタルーニャ州が原産ですが、イタリア野菜として栽培されチコリア・アスパラゴとも呼ばれるチコリーになります。
このカタローニャの新芽は「プンタレッラ」と呼ばれローマ近郊ではよくアンチョビのドレッシングと和えるローマ風サラダが有名です。
葉にタンポポの葉のような切れ込みが特徴で、柔らかくチコリー特有の苦味があります。
加熱すれば苦味が気にならなくなりますので、オリーブオイル、塩、バターなどで加熱して食べるのが適当です。
葉の部分は加熱すると柔らかくなりますが、芯の部分は肉厚で少しサクサクとした食感を楽しめます。
【特徴】
- 見た目:
- 細長い緑の葉が特徴的で、中央に太い白い茎があります。
- 葉はやや波打っており、全体的に背が高い形状をしています。
- 「プンタレッラ(Puntarelle)」という名前でも知られる部分は、芽が棒状になっており、主に若い芽を食用にします。
- 味わい:
- 独特のほろ苦さがあり、サラダや炒め物に適しています。
- 生で食べるとシャキシャキした食感がありますが、加熱すると苦味がやわらぎ甘みが増します。
- 使用方法:
- 生でサラダとして(特にプンタレッラ部分は定番)。
- ニンニクやアンチョビと炒めて味付けする。
- スープやパスタの具材としても利用されます。
【栄養価】
カタローニャは栄養価が高く、以下のような健康効果をもたらす成分を含んでいます。
- ビタミン類:
- ビタミンA(ベータカロテン): 視力維持や皮膚の健康に寄与。
- ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力の向上に役立つ。
- ビタミンK: 骨の健康をサポートし、血液凝固に関与。
- ミネラル:
- カルシウム: 骨や歯の健康を維持。
- 鉄分: 貧血予防に役立つ。
- マグネシウム: 筋肉や神経の働きをサポート。
- 食物繊維:
- 消化を助け、腸内環境を改善。
- 満腹感を持続させるため、ダイエットにも適している。
- 抗酸化物質:
- 苦味成分である「セスキテルペンラクトン」には、抗酸化作用があり、体内の炎症を抑える効果が期待されます。
- 低カロリー:
- カロリーが非常に低く、ヘルシーな食材としてダイエット中にも利用しやすい。
【健康効果】
- デトックス効果: 苦味成分が肝臓の働きをサポートし、解毒を促進。
- 血糖値の安定: インスリン感受性を改善し、血糖値の急上昇を抑える可能性がある。
- 心臓病予防: 抗酸化作用により、動脈硬化を防ぐ助けになる。
【注意点】
- 苦味が強いため、好みに応じて下茹でをして苦味を和らげると食べやすくなります。
- ビタミンKを多く含むため、抗凝血薬を服用している場合は摂取量に注意する必要があります。
まとめ: カタローニャはその苦味と栄養価の高さで知られるイタリア野菜で、健康維持やダイエットに適しています。シンプルな調理法でも風味が引き立つため、さまざまな料理に活用できる万能な食材です
【保存方法】
冷蔵保存
- 湿らせたキッチンペーパーに包む:
- 葉が乾燥しないように、軽く湿らせたキッチンペーパーで包みます。
- 特に葉先が乾燥しやすいので、しっかり覆います。
- 保存袋やラップで密閉:
- 湿らせた状態でポリ袋や保存袋に入れ、空気を抜いて密閉します。
- 野菜室に入れることで1週間ほど新鮮さを保てます。
- ポイント: 傷んだ葉がある場合は取り除いてから保存すると長持ちします。
水につけて保存
- 葉を切り落とさない場合:
- 根元部分を少しカットし、水を張った容器に立てて保存します。
- 容器ごと冷蔵庫に入れるとシャキシャキ感が持続します。
- 水は1〜2日ごとに交換してください。
- プンタレッラ部分の保存:
- プンタレッラ(芽)の部分は茎を切り分け、水に浸けるとパリッとした食感を維持できます。
冷凍保存
- 下茹でして保存:
- 葉や茎を下茹でして冷水にとり、水気をしっかり切ります。
- 小分けにして保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
- 保存期間: 約1か月。冷凍保存により食感がやや変わりますが、炒め物やスープに利用できます。
保存時の注意点
- 湿気を避ける:
- 過度な湿気は葉が腐りやすくなる原因です。保存袋内に水滴が溜まらないよう注意しましょう。
- 温度変化を避ける:
- 冷蔵庫の野菜室で一定の温度を保つことで鮮度を維持できます。
- 乾燥を防ぐ:
- カタローニャは乾燥すると葉が縮み、食感や風味が損なわれます。
調理後の保存
- 調理済みのもの(茹でたり炒めたりしたもの)は、冷蔵庫で密閉容器に入れて保存し、2〜3日以内に食べきるようにしましょう。
まとめ: カタローニャは乾燥と湿気に弱いので、適度な湿り気を保ちながら冷蔵保存するのが最適です。冷凍保存も可能ですが、新鮮な状態を維持したい場合は早めに使い切ることをおすすめします。