山伏茸(やまぶしだけ) Pro 100gx10パックセット きのこなのにカサも柄のない不思議なきのこ 長野県産

「山伏茸」は、普通のきのこのようなカサや柄がなく、ただ白く細長く先端も針状になっているユニークなきのこです。
名前の由来は、山伏が身に着けているボンボリ(梵天)に似ていることから名づけられたそうです。中国ではフカヒレ、ナマコのいりこ(煮干し)、熊の手と並び、四大山海珍味と呼ばれる珍味の一つとされています。
外国ではライオンのたてがみキノコ、ポンポンキノコなどその不思議な外観から様々な名称で呼ばれます。元来、天然でもなかなか見つからない稀少な品種で、栽培に成功した生産者も少ないと言われていました。
しかしながら、その珍しいきのこにはアガリクス茸の約3倍位のβグルカンを含むと言われ、活性酸素除去に効果があると言われているのスーパーきのこです。

味にはクセがなく、ホタテやフカヒレのようなプルっとした食感を楽しんでいただけます。
きのこ全てが食べられるよう味噌汁、スープを初めとした汁物に山伏茸の有効成分をたっぷり楽しんでいただくのも、さっと湯どうしをして旬の野菜とサラダ、お好きなマヨネーズ、ドレッシングでも山伏茸の良さを味わっていただけます。

【特徴】

  1. 外見

    • 白くふわふわした球状の姿が特徴で、まるで毛皮やたてがみのような外観を持つため、「ライオンのたてがみキノコ(Lion's Mane Mushroom)」とも呼ばれる。
    • 成熟すると約10〜20cmの大きさになることもあります。
  2. 生息地

    • 主に日本、中国、北アメリカなどの温帯地域の枯れ木や倒木に自生します。
    • 原木栽培や人工栽培もされており、市場でも手に入りやすくなっています。
  3. 味と食感

    • ほのかに甘みがあり、カニやエビに似た風味が特徴。
    • 歯ごたえが柔らかく、煮物や炒め物、天ぷらなどに使われる。

【栄養価】

  1. タンパク質

    • 他のキノコ類と同様、低カロリーながらも高いタンパク質含有量を持っています。
  2. 食物繊維

    • 消化を助け、腸内環境を整える効果があります。
  3. ビタミン類

    • ビタミンB群(特にB1、B2、B3)を多く含み、エネルギー代謝をサポートします。
    • 抗酸化作用のあるビタミンDも含まれています。
  4. ミネラル

    • カリウムや鉄、亜鉛などのミネラルが豊富で、心血管系の健康をサポートします。
  5. β-グルカン

    • 免疫機能を高めるとされる成分で、抗がん作用やコレステロール低下効果が期待されています。
  6. 神経保護成分

    • 特に注目されるのが「ヘリセノン」や「エリナシン」という成分。これらは脳の神経成長因子(NGF)の生成を促進し、記憶力や認知機能の改善に役立つ可能性が研究されています。

【健康効果】

  • 認知症予防:神経保護成分がアルツハイマー病の予防や症状軽減に寄与する可能性。
  • 免疫力向上:β-グルカンが体全体の免疫システムを強化。
  • 消化促進:食物繊維が腸内フローラを改善。
  • 抗炎症作用:細胞の炎症を抑える成分が含まれる。

【利用方法】

  • 生のままでも、乾燥したものを戻しても調理可能。
  • スープ、炒め物、麺料理、または粉末状にしてサプリメントとしても活用される。

山伏茸は、栄養価の高いスーパーフードとしての地位を確立しており、健康志向の方に特に人気があります!


【保存方法】

新鮮さと風味を保つための適切な方法を選ぶことが重要です。以下に具体的な方法を説明します。

  1. 冷蔵保存
    • 適用: 購入直後で新鮮な状態の山伏茸。
    • 方法:
      1. 汚れを軽く払う(洗わないことが基本。湿気ると傷みやすくなるため)。
      2. キッチンペーパーで包む(湿気を吸収するため)。
      3. ポリ袋や密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室に保存。
    • 保存期間: 約5〜7日。

  2. 冷凍保存
    • 適用: すぐに使い切れない場合。
    • 方法:
      1. 食べやすい大きさに手で裂く(包丁を使うと酸化しやすい)。
      2. 洗わずにそのまま保存するか、軽く乾燥させる。
      3. フリーザーバッグに入れて空気を抜き、冷凍庫で保存。
    • 保存期間: 約1ヶ月。
    • ポイント: 冷凍すると食感がやや変わるため、煮物やスープ向き。

  3. 3. 乾燥保存
    • 適用: 長期保存をしたい場合。
    • 方法:
      1. スライスするか、小房に分ける。
      2. 天日干しまたは食品乾燥機で完全に乾燥させる。
      3. 密閉容器やジップ付き袋に入れ、湿気を避ける。
    • 保存期間: 約6ヶ月。
    • 使い方: 使う際に水やぬるま湯で戻して調理する。

  4. ピクルスや酢漬けにする
    • 適用: 保存と風味付けを同時にしたい場合。
    • 方法: 山伏茸を軽く茹でた後、酢、塩、砂糖、スパイスを混ぜた液に漬け込む。
    • 保存期間: 冷蔵庫で約1〜2週間。

注意点

  • 湿気を避ける: 山伏茸は水分が多いため、湿気にさらされると傷みやすい。
  • 傷みの兆候: 表面がぬるぬるしてきたり、異臭がする場合は廃棄する。

山伏茸は保存環境によって品質が大きく変わるため、適切な方法を選んでおいしさを長く保ちましょう。