■iFi-Audio GO pod■
GO pod + IEM =鮮やかなワイヤレスサウンドでGO
▼ワイヤレスでGO, GO podでGo
iFiのウルトラポータブルヘッドホンエンハンサー「GOシリーズ」に加わったGO podは、リケーブル可能なインイヤーモニター(IEM)をワイヤレス化するために設計された、完全ワイヤレスBluetoothアダプターです。ハイパフォーマンスのIEMをうまく選んで組み合わせれば、GO podの高品質な回路によって、どんな「トゥルー・ワイヤレス」BluetoothイヤフォンやBluetoothヘッドフォンをもはるかに凌ぐサウンドを得ることができます。
GO Podの使い方はシンプルです。まず、お気に入りのIEMのケーブルを取り外して、イヤーピースをGO podの左右のアダプターに接続します。次に、GO podをソース機器(たとえばスマートフォン)とペアリングし、人間工学にもとづいて設計されたイヤー・ループを耳の周りに引っ掛け、心地良くフィットするように調節します… これで無比のTWS(True Wireless Stereo)ヘッドフォンのサウンドが得られることになります。
▼明確に異なる要素
一般的なワイヤレス・イヤーバッドは、必要な技術を小さなスペース内にまとめるためのSoC(System on a chip)ソリューションに依存しています。スペースを節約し、コストを低減させるために、Bluetoothデコーディング、DA変換、増幅といった重要なステージが混然と詰め込まれているのです。そのため、音質には妥協が求められます。
GO podは、それとは明確に異なっています。重要なステージのそれぞれが別々に設計され、優れた音質を確保するためにそれぞれが ? Bluetoothステージ、DACステージ、増幅ステージ ? 最適化されているのです。
トップ・レベルのハイファイ・スピーカーと同じように、高品質な有線IEMは、優れた音質を実現するように設計され、複数のハイテク・ドライブ・ユニットを組み合わせて、サウンドを直接外耳道に伝送するようになっています。
IEMとGO podの両方のハイレベルなオーディオ技術によって、こういったIEMをGO podに接続することで、通常のワイヤレス・イヤフォンよりもずっと良好なサウンドを得ることができます。
▼接続方法はひとつだけではありません
IEMメーカーは様々な接続方法のIEM端子を使っていますが、お気に入りのブランドがどのようなタイプを使っていても、iFiはそれに対応します。GO podの取り外し可能なイヤー・ループはIEMコネクターを採用しており、様々なIEM端子に変更が可能です。
GO podにはMMCX、2ピン、2種類のイヤー・ループが付属します。また、Pentaconn、T2、A2DCといったタイプのイヤー・ループを別売予定です。
▼明瞭な音声で
内蔵のマイクロフォンはクアルコムのcVcノイズ抑制テクノロジーを使用しており、ハンズフリーの電話をしている時も、ビデオ・コールでおしゃべりをしている時も、接続された機器のボイス・アシスタントに話しかけている時も、さらにはオンライン・ゲームをしている時も、すばらしく明瞭な音声を実現します。
それぞれのアダプター前面のアルミニウム・パネルをタッチ・コントロールとして使用し、これをタップするだけでオーディオを再生したりポーズにしたり、前後のトラックに移動することができ、さらには電話に出たり着信をリジェクトしたり、接続された機器のボイス・アシスタントを使用したりすることができます。※耳の形状によってタッチセンサーが誤動作する場合がございます。そのため事前にお試しいただくことを強く推奨いたします。
▼さあ充電!
GO podには巧妙なデザインの充電ケースが付属しています。内部の収納部分にソフトな素材を使用し、アダプター自体はもちろん、接続されたIEMを収納するのに十分なスペースを確保しています。この充電ケースには、1500mAhのリチャージャブルな充電池が組み込まれています。一度の充電で、GO podは左右合わせて7時間まで駆動することができますが、このケースは複数回の充電機能を持っており、35時間まで駆動することが可能になります。このケースはQi(ワイヤレス給電国際標準規格)ワイヤレス充電とUSB-C急速充電にも対応しています。
▼ハイレゾBluetooth
クアルコムのaptX Adaptiveのフォーマットにも対応しているので、48kHzと96kHzのサンプリング・レートが可能になり、さらにQHS(Qualcomm High Speed)が300kbpsの帯域幅を実現します。その他の対応コーデックは、通常のaptX、AAC、SBCなどです。これによって、可能な限りすべてのソース機器が、Bluetoothの仕様内で最高のオーディオ解像度で処理されます。
▼LDACとLHDC
GO Podは一連の高解像度Bluetoothフォーマットに対応しています。LDACとLHDC(HWA)は、どちらもその最高仕様である32ビット/96kHzに対応しており、Snapdragon Soundに対応したAndroidの機器では、LDACで利用できる最大ビットレート990kbpsを使用することができます(他のLDACが可能な機器では660kbps)。
▼サウンドを好みに合わせる
プリエコーとプリリンギングの効果を最小にするために、DACは、5つのデジタル・フィルター・レスポンスに対応した専用のデジタル・インターポレーション・フィルターで設計されています。ユーザーが選択可能なこれらの設定によって、サウンドを好みに合わせることができるのですが、これもまたトゥルー・ワイヤレスIEMシーンでは初めての機能です。疑似リニア・フェーズによるロー・グループ・ディレイ(群遅延)や、ファースト・ロールオフ、スロー・ロールオフなどの選択が可能になります。
▼シーラス・ロジックのMasterHIFI
クアルコムのQCC5144チップセットは、ブルートゥースの処理に加えて、DA変換とヘッドフォンアンプを実行するように構成することができますが、これは私たちのやり方ではありません。ひとつのチップですべてのソリューションをまかなってコストを節約するのではなく、私たちにとっては、個別に最適化されたDACステージとアンプ・ステージによって音質を向上させることの方が、ずっと価値あることなのです。
そのために、GO podはシーラス・ロジックのMasterHIFIチップを2個 ? 左右にひとつずつ ? 使用しています。この32ビット・ハイレゾDACチップは、GO podの回路設計においてシングル・チャンネルのDAC信号変換に充てられており、ジッターを低減する精確なクロックと組み合わせて、超低ノイズと幅広いダイナッミック・レンジを実現します。これこそが、GO podがトゥルー・ワイヤレス・イヤーバッドよりもさらに良い音質を解き放つ、鍵となる理由のひとつなのです。
▼バランス回路
接続された各イヤーピースにバランス出力信号を伝送するGO podのアンプ・ステージは、超高感度のIEMでの超低歪みとバックグラウンドの静寂さを確保するために、注意深く設計されています。32Ωで120mWという出力、そして300Ωという高インピーダンスで4Vという出力電圧を持つGO Podは、内蔵バッテリーを急速に消耗することなく、接続されたどんなIEMでも完璧な容易さで駆動するだけの十分なパワーを供給します。
接続されたIEMに完璧にマッチする出力を確保するために、各アダプターはIEMのインピーダンスを自動検知し、それに応じてパワーを調節します。〜16Ω/〜32Ω/〜64Ω〜300Ω 4つの設定が可能で、接続されたIEMにもっとも適切な設定が自動的に選択されます。
製品仕様 |
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Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
コーデック | LDAC、LHDC/HWA、aptX Adaptive、aptX、AAC、SBC |
チップセット | クアルコム QCC 5100シリーズ |
自動インピーダンス検知 | 〜16Ω/〜32Ω/〜64Ω/〜300Ω |
SN比 | 32Ω 129dB (A)/300Ω 132dB (A) |
THD+N | 0.002%(1KHz/32Ω) |
周波数特性 | 10Hz-20KHz(-3dB)(LDAC) |
バッテリー | アダプター本体=180mAh + 充電ケース=1500mAh |
駆動時間 | アダプター本体=〜7時間 + 充電ケース=〜30時間 |
充電時間 | アダプター本体=〜1.5時間+充電ケース=〜2時間 |
電源システム | 5V/1Aまたは5V/2A Qi(ワイヤレス給電国際標準規格)認定 充電器 |
サイズ | アダプター本体:43.5×16.4×9.5mm(片側) 充電ケース:116.0×76.0×38.5mm |
重量 | アダプター本体:12g(片側) 充電ケース:126g |
* | LDAC - 660k (stereo) 990k (mono)、LHDC/HWA ? 560 (Stereo) 900k (mono) |
付属品 | □IEM 2pinイヤーループ □MMCXイヤーループ □USB-A to USB-C充電用ケーブル □製品保証書 □説明書 |