■MADOO MDX30イヤーチップ■
▼エリプスイヤーチップMADOO 『MDX30』について
エリプス(楕円)イヤーチップMADOO 『MDX30』はMADOOブランドイヤホンのノズル形状に対応しており、設計はグループブランドであるAcoustune STシリーズカスタムフィットインターシェルを担当したエンジニアによるものです。MADOOイヤホンではその耳型加工ノウハウを活かし、また、数多くの耳型データを参考に、多くの人々の耳道部分が真円ではないことに着目し、イヤホンノズル部に最適な比率の楕円形状を設定しております。『MADOO MDX30』でも同様に、イヤホンノズル部に呼応するかたちで最適な比率の楕円形状を設定、また装着感や遮音性などに配慮して傘部分と軸部分の 硬度の設定や材質選定をすることで理想的なフィッテイングを実現。軸内部には強度調整用のリブが設定されており開口部の形状を維持し音質への影響を低減するなどの工夫がなされております。
▼カスタムシェル担当エンジニアによる一貫設計
グループブランドであるacoustune STシリーズカスタムインターシェルを担当したエンジニアによる寸法設計と材質選定を行っております。また多くの人々の耳道部分は真円では無く楕円である為、過去の実績による500人以上の耳型データから相関を取り、安定した装着と密閉を得られる比率のエリプス形状を採用しました。
▼密閉感と装着性を兼ね備えた傘部分設計
イヤーチップの傘部分は直接耳に触れる部分であり、圧力を高めることにより密閉感や安定感を高くする反面、長時間装着時の痒みや痛みといった違和感の原因でもありました。MDX30では前述の通りエリプス形状にする事に加え傘部分の材質を耳道内部と近い柔らかさに設定する事により耳への負担を低減しています。また、耳道内部に触れる傘部分設計を平坦にすることにより圧力を減らしながら耳道内で広く接する為、装着感と密閉感の担保を同時に実現しました。
▼耳道内部への追従性と強度を担保した軸設計
イヤーチップの軸部分には傘素材と比べ硬い素材を採用し、内部リブを設定することにより軸内部空間の変形を抑えながら材質硬度の低い傘部分が耳道に追従する為、自然かつ脚色の少ない音響特性を実現しています。また、耳道内部への圧力を抑えた傘設計により耳道奥まで自然な挿入が可能な様、軸部分を長めに設計しております。