多肉の中でも、特にこれはおすすめ!
植物に詳しくない人が、当社を訪れたら。
私はドヤ顔で「ほら!光る多肉!」と自慢します。(すると皆さん「本当だ!」といいリアクションを返してくれます)
この子の名前は、ハオルチア・オブツーサ。砂漠の宝石とも呼ばれる、美しい多肉植物です。
ストーリーを知ると、欲しくなる。
オブツーサの葉。よく見ると、なぜか上だけ透明に。この透明な部分、植物ファンの間では「窓」と呼ばれています。
ハオルチア、自生地では"地面からちょっとだけ"顔を出して生きています。動物から身を守るため、目立たないようにコッソリ暮らしているんです。
ただし生きるため、光合成はしなければなりません。なのでハオルチアは土の中に埋まった身体内部に太陽光を届け、そこで同化作用をしようと考えました。
光を身体内部に届けるため、葉の表面を「窓に」進化させたのです。
知らなければ、通り過ぎちゃう。地味な多肉
光る部分にフォーカスして撮影すると「おおお!」と驚きますが、実際は小さく、地味な子なんです。目立たず、こっそり生きるのが好きなんです(笑)
なので店に並んでても、恐らく気づかない。上から当たる間接照明では全然光りません。だから「存在を知らないと、ちっとも欲しくならない多肉植物」だと思います。
でも一度知ったら、必ず欲しくなる。窓辺で光にかざすと、宝石みたいに見えるから。
大きくならないので、わずかなスペースで何年も育てることができます。
一時はブームで高騰しましたが、今は適正価格に戻りました。お手頃価格に。
素直に、お勧めの植物のひとつです。