ウルトラマンマックス 9 [DVD]

ウルトラマンマックス 9 [DVD]
青山草太 (出演), 長谷部瞳 (出演), 梶研吾 (監督), 高野敏幸 (監督)

JAN : 4934569623904

バンダイビジュアル
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DVD/ブルーレイ、キッズ / ファミリー
内容
ウルトラマン・シリーズの人気キャラであるバルタン星人だが、本来は大きな悲劇を背負った宇宙人であることをご存じだろうか。狂った科学者の手で母星を失い、流浪の民となった22億人のバルタン星人は、第2の故郷として地球に目をつける。オリジナルたる「ウルトラマン」のエピソード2作(「侵略者を撃て」「科特隊宇宙へ」)以降に登場したバルタン星人を、生みの親である飯島敏宏監督(脚本家・千束北男)が「認めていない」と公言しているのは、その悲劇性が忘れ去られ、悪辣な強敵としか捉えていない、一方的な解釈と描写に対してであろう。飯島監督のそうした“異議申し立て”は、2001年に公開された「ウルトラマンコスモス THE FIRSTCONTACT」のバルタン星人にも反映されたが、「ウルトラマンマックス」第33、34話「ようこそ!地球へ」前後編もまた、バルタン星の悲劇を背景とした物語なのである。飯島監督の語り口は、いわばジュブナイル・タッチ。高い位置から下に向かって理想論を説くのではなく、子どもたちの目線の高さにまで腰をかがめて、彼らの分かる言葉で話しかける。その飯島監督の姿勢が今日の特撮ヒーローものと比較して、いささか幼稚な印象を与えるのは否めない。だからと言って、劇中何度か繰り返される「行きすぎた経済活動と絶え間なく繰り返される戦争が、地球環境を破壊する」との台詞に込められたメッセージを軽視することは出来ないのではないだろうか。実相寺監督のメトロン星人は40年近い潜伏の末、精神退化著しい地球人に愛想を尽かして母星へ帰ったが、飯島バルタンは愚直なまでに警告を発し続けるのである。ビジュアル面では、空を覆い尽くしたバルタン星人たちと分身したマックスの戦いが圧倒的なインパクトを与える。菊地雄一特技監督自身も「画が出来上がった時は興奮した」と語るほどのド迫力!!
◇ディスクにわずかに傷があります。
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