20世紀初頭には、西欧の知的上流階級の病とされていたアレルギー疾患は、1世紀余りの内に全世界のすべての階層に広まり、有病率と死亡率を増加させた。公衆衛生上の懸案事項となり、経済的コストを増大させる一方、製薬産業をはじめ産業界に市場を作り出し、現代のライフスタイルや環境との関連が指摘される現代病になった。本書では疫学的、文化的現象を追いながら現代にグローバルに蔓延するまでを辿る。
第1章 学説史|第2章 奇妙な反応|第3章 診察室でのアレルギー|第4章 グローバル経済とアレルギー|第5章 文明と疾病|第6章 近代性への抵抗|第7章 未来
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