増田悦佐『クルマ社会・七つの大罪』

「クルマに乗るということは、自分が属している階級の看板を鼻先にぶら下げて生きてゆくようなものだ」「小さくて軽くて燃費がいいクルマを選べるのは、知的エリートや中産階級以上の恵まれた境遇にある人たちだけなのだ」。エネルギー浪費、高公害、スペース浪費型の自動車文明の衰退をたどり、鉄道網を守りぬいた大衆社会・日本の希望をえがく。2010年名著の増補改訂版。

- 書  名:クルマ社会・七つの大罪 増補改訂版(くるま しゃかい ななつの たいざい)
- 副  題:自動車が都市を滅ぼす
- 著  者:増田悦佐
- 仕  様:四六判(190 × 129 × 19ミリ)376頁
- 初  版:1,000部|2021年9月10日
- コ ー ド:ISBN978-4-907511-90-6|C0030