坂口安吾『安吾史譚』
すべてが慟哭したいのだ。一生の全てが。
窮すれば誰しもミジメになるもので、それは見てやらぬ方がよい――。人麿、道鏡、頼朝、小西行長、直江兼続、天草四郎、勝夢酔。七人の日本男子を安吾独自の人間理解で談ずる。歴史の面白さに心弾む傑作講釈。1952年作品。
- 著 者:坂口安吾
- 仕 様:文庫判(148 × 105 × 5.8ミリ)|160頁|凸版明朝9ポ
- 製 造:竹尾|日本ハイコム|加藤製本
- 発 行:土曜社
- 初 版:2017年9月30日
- 定 価:795円+税
- ISBN978-4-907511-53-1
[安吾歴史講談]
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