坂口安吾『真書太閤記』
安吾日本史の最後をかざる快作
転職十数回の末につかんだ武家奉公に嬉々とはげむ若き藤吉郎――のちの太閤秀吉。潔癖にすぎる主君・信長の折檻、柴田勝家ら上役の嫉み、同僚の蔑み……数多の困難を奇貨として、陽気に叱られ、上役をやりこめ、頭角を現す快男児の胸おどる成功譚。著者急逝で未完に終わった、安吾日本史の最後をかざる快作。
- 著 者:坂口安吾
- 仕 様:文庫判(148 × 105 × 4.1ミリ)|114頁|イワタ明朝オールド9ポ
- 製 造:竹尾|理想社|加藤製本
- 発 行:土曜社
- 初 版:2017年6月28日
- 定 価:714円+税
- ISBN978-4-907511-52-4
[安吾歴史講談]
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