人形工房天祥 市松人形 立ち姿 5号 ペア 男の子 女の子 横幅31.5cm×奥行11cm×高さ24cm(#033)

横幅31.5cm×奥行11cm×高さ24cm

人形メーカー老舗の人形工房天祥の作品です。サイズは5号なので、飾るのにちょうどよい大きさです。
市松人形は、江戸時代からこどもの遊び相手として永く愛されてきたの日本の伝統人形です。市松人形という名は関西での名前で、江戸で人形といえば一般的にこの人形のことを指しました。市松とは元文(1736〜41年)の頃の人気を博した芝居(歌舞伎)俳優である佐野川(さのがわ)市松を模して作ったことから来ています。また彼が好んで着た石畳模様を市松模様と呼び、共に今日なお使われています。人形の衣裳を手作りし、着せ替えて楽しんだりしました。体は木彫りや、練り物などで作られています。現在は市松人形は伝統工芸品としても楽しまれています。市松人形には様々な楽しみ方があります。例えば、インテリアとして楽しむ、または雛人形と一緒に飾るというのはいかがでしょうか?3月3日は日本で桃の節句という女の子の成長を祝う日です。地域によっては雛人形と一緒に市松人形を飾ることもあります。また長女には雛人形、次女以降の女の子には市松人形を贈る風習もあります。一般的に市松人形や五月人形(端午の節句の人形)は母親の実家から贈られるものですが、かわいい孫に何かしてあげたいという父方の実家から「お出迎え人形」として贈られる事例も見られます。ここでは母方から届く雛人形や五月人形をお出迎えする人形、という意味合いを持たせられています。市松人形も雛人形と同様にその子の身に降りかかる災厄を代わりに受けてくれる身代わり人形としての役割を持っているため、節句を過ぎても子どもの一生を守ってくれる存在として大切に飾るのはいかがしょうか。