700年余りの刃物の伝統を誇る関市。日本の主な刃物の産地の一つで、海外でも人気が高く輸出されています。
寛丈作の包丁は一つ一つ職人によって丁寧に作られ、海外にも輸出されており高い評価を得ています。
ハマグリ刃(蛤の貝のように緩やかにカーブしている刃)と呼ばれる刃の形により、切った食材が張り付くことを軽減してくれます。またハマグリ刃は食材を切り開きながら食い込んでいき、鋭さに寄与するだけでなく、強度を持った理想の形です。
心材の刃は粉末ハイスのHAP40で、一流のプロのシェフが使用する粉末ハイスのスーパーゴールド2(SG2)やZDP189などよりも、さらに切れ味の持続性が優れています。粒子が微細なため研ぎやすいと評価されており、当店で扱っている末広の砥石で難なく研ぐことが出来ます。セミステンレスのため、鋼のように錆びやすいという事はありませんが、ご使用後は水分を拭き取って保管されることをお勧めします。
また心材の刃だけが硬い鋼材で、その両側が柔らかいステンレスで挟まれているため、砥石で研ぐ際に硬い鋼材の面積が少ないため、研ぎやすくなっています。
柄はグレーに染色された積層強化木で耐水処理もされており、末永く使用していただけます。
滑り込むような鋭い切れ味を体感できる刃付けが施されています。コツがいりますが、手に持った髪の毛を割くことができるほど研がれています。刃先部分に研ぎ跡が残っている場合がありますが、手研ぎの傷跡であり不良品ではありません。 ご使用の際、まな板をトントンと音を立てないような切り方をされると、切れ味の持続性を長くすることができます。
大量の食材を切る方、従来のステンレスの包丁の切れ味やその持続性よりもさらに上を望まれる方、道具にこだわりのある方、料理好きの方、またプレゼントをお考えの方にもお勧めしたい一品です。
鞘も一緒にいかがですか
包丁を持ち運んだり、キッチンに包丁スタンドがなくても安全に保管するのに役立ちます。
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※刃こぼれや、折れ、割れまたは刃が曲がる場合がありますので、冷凍食品には冷凍ナイフ、魚の骨やカニなどの硬いものを切る際には出刃包丁など、それぞれの用途に合わせた専用の包丁をお使いください。たとえ薄い冷凍肉や冷凍した魚のすり身、または小さい骨であっても、刃を痛めますのでご使用はおやめください。