本久一刃物は、現在は長崎県島原市に位置する肥前島原藩にて江戸時代に栄えた「久一」という刀鍛冶の流れを汲む、1895年(明治28年)創業の鍛冶工房です。江戸時代からの刀鍛冶の技術を現在は4代目また5代目が継承し、さまざまな種類の包丁や鎌、鍬などを手打鍛造しています。また、名水百選にも選ばれている島原の水で焼き入れしており、伝統を継承した手打鍛造の数々の切れ味鋭く耐久性のある包丁は、多くの人々に親しまれています。
心材には硬度の高い高炭素鋼の白紙2号が使用されています。研ぎやすくて、鋭い刃が付けやすく、そして食材に噛み付くような切れ味が特徴です。
柄は軽くて持ちやすい朴木が採用されています。
※鋼は錆びやすいため、ご使用後は包丁を洗い、水気をふき取って乾かしてください。
もし刃先に錆が生じた場合、砥石で除去できます。刀身に錆が生じた場合には研磨剤をご使用いただきますと、錆を除去できます。ただし、研磨後に磨き跡が残ることがあります。
※自動食洗器、食器乾燥機等はご利用なさらないでください。錆や劣化の原因となります。
※刃こぼれや、折れ、割れまたは刃が曲がる場合がありますので、冷凍食品には冷凍ナイフ、魚の骨やカニなどの硬いものを切る際には出刃包丁など、それぞれの用途に合わせた専用の包丁をお使いください。たとえ薄い冷凍肉や冷凍した魚のすり身、または小さい骨であっても、刃を痛めますのでご使用はおやめください。