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ビークワ96号は「アンタエウスオオクワガタ大特集」です。これまでもアンタエウスオオクワガタに関してはたびたび取りあげていますが、それは世界のオオクワガタを紹介する中のひとつとしてであり、アンタエウスを中心に据えた特集は実に2002年発行の本誌3号以来となります。3号当時は亜種の記載がされておらず各産地の個体を6ページに渡って掲載していたのですが、今回は3亜種に分類されたアンタエウスを各産地計12ページに渡って掲載。また、アンタエウスオオクワガタに近縁のカミジョウオオ、カンボジアオオ(カンボジアDorsuc sp.)、シェンクリングオオ、ヤクシャオオ(ツノボソオオ)と、ヤクシャオオに近縁と考えられるスキットオオ、カツラオオなども含めて、『アンタエウスオオクワガタグループ』として大図鑑を作成しました。もちろん、地域変異に関する考察も含めて紹介しています。
巻頭特集に並ぶ飼育記事は、アンタエウスオオとカミジョウオオ、それぞれの飼育レコードホルダーにお願いしました。それぞれ超大型個体を飼育するテクニックを惜しげもなく披露しているので、よく知られた飼育方法ではあれど、今一度ご自身の飼育方法を見直していただく契機になるかと思います。
採集記は、これからの季節的にもベストタイミングといえるヒメオオ採集記。ヒメオオを追い求めて20年以上という筆者の怨念……いや、想いがぎっしりと詰まった内容で、採集内容よりも採集の苦労がよくわかる記事となっています。
『ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方』は昨年の『オオクワガタ検証企画!!』で代表ブリーダーとして活躍されたworld ace3氏に依頼しました。例年でしたら基礎知識編と上級編の2編に分けていますが、今年は95号で基礎知識編を掲載できるスペースがなかったため、今回1編にすべてまとめています。
連載記事の『久留米vs能勢バトル』は秋号で結果発表となりますが、今号は結果が出る前に3名のトップブリーダーによる羽化サイズ予想があります。アンケートハガキに皆様の予想サイズを書いていただければ、もしかしたら本企画で羽化した個体が当たるかも?! 野澤氏の『虫のためなら、どこへでも!』では、オオクワガタの発生木がどんな朽ち方をした木かさまざまな画像で紹介しています。本記事で、オオクワガタの発生木は単純な朽ち方だけで決まるわけではないことがわかるこでしょう。
いつも気合いの入る夏号ですが、今回もいっさい手を抜くことなく仕上げています。皆様のクワカブライフのお供にしてください。