闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

(中古品)闇の脳科学 「完全な人間」をつくる
文藝春秋: 商品のブランド
【商品説明】
 
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サイズ
高さ : 2.60 cm
横幅 : 13.80 cm
奥行 : 19.60 cm
重量 : 420.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「人間とは何か? 精神を操るとはどういうことか? ミステリーのような科学ノンフィクション。読まねば損な一冊だ」 仲野徹氏(大阪大学大学院医学系研究科教授・HONZ書評家)絶賛!「脳に電気ショックを与えて、『完璧な人間』へとつくり変える」現在の米脳科学界における一大トレンドであり、DARPA(米国防高等研究計画局)も莫大な予算のもと参戦する「脳深部刺激療法」。「サイコパス」「依存症」「うつ病」「てんかん」「パーキンソン病」、そして「小児性愛」「性犯罪者」さえも矯正可能であるという夢のような治療法だ。軍事転用すれば、冷酷な兵士を人工的に生み出せる。しかし、闇に葬り去ったはずの禁断の治療法がふたたび甦ってしまった、と戦慄する人も多い。というのも1950~60年代、マッドサイエンティスト疑惑のある天才脳神経外科医が、倫理観の希薄な南部(ニューオリンズ)の大学で、思う存分に人体実験を敢行していたからだ。患者の頭蓋骨に穴を空け、電極を差し込むことによって。しかも彼は、人類の進歩に貢献する英雄として、もてはやされていたのだという。恐るべきことに彼は、同性愛者を異性愛者へつくり変えることに成功。暴力行為が一瞬で消えた患者、上限のない幸福感に満たされる患者、メンタル疾患が消えた患者なども。過激化する人体実験。その一方で、手術失敗で発生した廃人たちを隠し切れなくなりーー。人間の本質=「脳」という臓器に変更を加えることは許されるのか?