他者の苦しみへの責任??ソーシャル・サファリングを知る

(中古品)他者の苦しみへの責任??ソーシャル・サファリングを知る
: 商品のブランド
【商品説明】
 
※商品状態の程度については記載の商品状態(やや傷や汚れあり、など)にてご確認ください。

●掲載されている商品写真はイメージ写真となっております。
外箱、説明書等は付属しない場合がございます。

●商品ページを作成する際にメーカーサイト等のコメントを引用している事がありますので
外箱、説明書等は付属しない場合がございます。
用途機能として最低限の付属品はお送りしております。

●イヤホン・カートリッジ・インクなど消耗品に関しましては基本付属していません。リモコン、ケーブル、BCASカード、カバー等は付属しない場合、純正ではない場合があります。また互換品の可能性があります。

●コミック、CD,DVDはレンタルアップ品の場合もございます。

●お届け:受注後に再メンテ、梱包します。

※商品写真や説明文は代表的なものを掲載している為、状態が違う場合がございます。気になる方はお気軽にお問い合わせください。
サイズ
高さ : 2.20 cm
横幅 : 12.20 cm
奥行 : 19.00 cm
重量 : 420.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
貧困・難民問題など、社会的につくられる苦しみをグローバルに捉える際、統計の網にかからない実相を捨象するのはあまりにたやすい。数値化の威力ばかりが叫ばれる時代にこそ、「質的な」側面へのアプローチが切実に求められる。 収録の論考は、ハイチにエイズを蔓延させる社会構造(ファーマー論文)、移民が民族と国家を失うプロセス(ダニエル論文)など、社会的につくられる苦しみについての当事者自身による「表現」を掘り起こしつつ、同時にそれをグローバルな視座から位置づけている。「ケヴィン・カーターの写真と同じように「他者の苦しみへの責任」は何らかの形で可視化されなければならない。商品になってしまうことも承知の上で、より強く訴える表現手段を用意しなければならない。この論集もそういう意図から編まれたものだ。」(「解説」より) 特に注目してほしいのは、社会的な苦しみにも「トリアージ」が必要だという、最貧困層の人々の支援を視野に入れたP・ファーマーによる訴えである。本書中でも苦しみに統一的基準を持ち込むことへの懸念を語るクラインマンらの見解との間に緊張が生じており、社会的苦しみをめぐる議論の焦点であることが見てとれる。この問題への定見をもつためにも本書は必読といえるだろう。